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誰のためのプレゼン?

最近,仕事関係で,お金を払ってセミナーに出たりすることも増えてきて,でも,やはり,コストパフォーマンスの悪いセミナーに出くわしちゃうこと,ありますよね。

で,これって,講師が悪いと片付けるのは簡単なんですが,僕は,呼んだ方(企画したヒト)も悪いと思ってます。

だって,対象がどういう人で,このネタだとどういう反応があるだろう?ってことぐらい,予め,予備知識として与えておかなくちゃ,講師の先生だって,イメージわかないでしょ。

講師と企画(呼んだヒト)が,きちんと事前に打ち合わせをして,練り込んで,プレゼンする。
で,初めて,伝わってくるものがあるんだと思うんですよね。

でも,「丸投げ」な講演って多いです。

ボキャブラリや話し方だって,参加者によって変えるでしょ?普通。
少なくとも,僕ら,患者さんには,そう対応しますよ。
瞬間,瞬間が,フィードバック,自分への評価だと思って。真剣勝負ですから。

なのに,杓子定規に講義されちゃぁ,こっちだって,聞く気持ちはなくなるし,講師の力量さえ,疑っちゃいますよ。
そういえば,みんぽすのWillViiさんのセミナーは,そういう作り込みをされているとのこと。
ですよねぇ…。

やはり,対象が誰であるかをしっかりと頭の中に入れて,「伝えればいい」プレゼンじゃなくて,「伝わる」プレゼンを,準備してもらいたいなぁと思います。

これ,プレゼンテーションの基本です。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ウチらもプレゼンやら技術セミナーやらやるけど、やっぱり事前に内容や受講者のターゲットレベルなどを相手側と詰めるようにしてます。
いつも最後に「満足度調査」をするんですが、やっぱり受講者のレベルやニーズと講義内容がマッチしないと満足度は低く出ます。(んでもって、その満足度が講師の成績の一端になるので、必然気をつけるようになります。)

貴重な時間なんだから、双方に満足できるモノじゃなくちゃね。

投稿: Neko | 2009.03.11 11:13

ナレーションも同様です。
ただし、目の前に対象者がいないので、想像で補いながら声を入れていくのですが、
やはり声のトーン、早さ、語尾などは適宜変えますね。
(というより、変えないと伝わらないので)
尤も、そこが一番難しいところなので、差が出るところではあるのですが…^^;)

投稿: しかいのしかい | 2009.03.11 12:49

Nekoさん,コメントありがとうございます。
そうですよね。プレゼンテーションやレクチャーは,そうあるべきですよね。ってことは,僕らの業界や大学関係がもしかしたら,旧態依然として,変わっていない,変わろうとしていないってことなのかもしれないなぁ。

いつも自分がプレゼンするときには,「会話」になるように,気をつけています。お手本は,昔お世話になった先生なんですけれどね。

しかいのしかい先生,コメントありがとうございます。
ナレーションは,相手がそこにいない分,とても難しそうですね。実践的な想像力が必要になるのでは?
最近,想像力というか考えることができない学生が増えてきているようなので,どこかで,ちゃんと教えておかないと,業界の先行きが心配です。

投稿: HAMACHI! | 2009.03.11 19:05

大学でも産能大は異色なのかな。

もう10年近く前ですが、今の会社で産能大の先生にプレゼンの指導をして頂いたことがあります。
このときはプレゼンなんてやったことなかったので、すごく為になりました。いま考えると基本的な点なんですが(^^;) 今でもその指導で教えてもらったポイントを意識しつつ、プレゼン資料作ったりしてます。

投稿: Neko | 2009.03.12 09:18

Nekoさん,もしかしたら,うちの大学だけ,異色だったりして…?
であれば,まぁ,僕のセミナーの存在意義も,それなりにあるかも。
プレゼンの基本は,おさえておけば,ヒトのプレゼンの善し悪しもわかるので,いろいろと便利ですよね。

投稿: HAMACHI! | 2009.03.15 19:34

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