作りものの世界を逆手にとって。「ボルト 3D」
ジョン・ラセター製作総指揮による初のディズニー3D映画「ボルト」を観てきました。そういえば,世界新記録を出したのも,ボルトですね。
お楽しみの前座短編は,お久しぶりの「カーズ」のメーターが主人公。
なんと舞台は,東京。これは,日本向けなバージョンってわけじゃないよね?
東京タワーがちょっと短くデザインされていたり,あんならせんの道があったら,たしかに面白いよなぁ。
というわけで,本編へ。
あー,こんなに一途でかわいくて勇気のある犬,欲しいなぁ。
あらすじ解説 ボルト3Dby goo映画
ネタバレありで,続きます。
↓
ハリウッドなら代わりはいくらでもいそうだけど,代わりにならないものの大切さとかが,ぐっとくる映画です。ヒロインがいなくなっても,スタッフって意外と薄情なんだなってのは,なるほど,その手がね,って感じ。
スーパーボイスの威力,すごいですよ。でも,犬に撮影しているところを気がつかせるなという設定,CGでやればいいじゃんってわけじゃないので,スタッフのヒトの苦労や,タイミングとか,めっちゃ大変そうなんだけど,まぁ,そういうことは気にせず観る映画です。
うっかり聞きそびれたかもしれないのだけれど,ボルトがいなくなって,「撮影が中止になりました。」というニュース,予告編にはあったんだけど,本編ではなかったような気がします。これがないと,なんだかちょっと気になって,先に進めないんだよね。
鳩の会話のニモのくだりは,ちょっと笑いました。でもよく考えてみると,この映画,陸上版ニモかもね。
ハリウッドが「つくりもの」の世界だからこそ,こういう映画を作ることができたのかな。
3D用の偏光メガネを劇場に入る前に渡されます。意外としっかりした作りで,すぐに壊れちゃったナイトメア3Dのメガネに比べると,かなり安心感があります。
3Dじゃなきゃって映画じゃないけど,どちらか選べっていわれたら,3D版を選ぶかな。そんなにすごく飛び出したりはしなかったかな。あまりやり過ぎると目が疲れちゃいそうだからかな。最後の方,ちょっとウルっときた時に,メガネが曇っちゃったのは,しかたないですね。
70点。
パンフレットは購入しませんでした。
3D版は,日本語吹き替え版なので,ジョントラボルタがボルトの声をやっているらしいので,DVDは買うかも。
BD版で,3Dにして出さないかな?メガネ持ってるし(笑)。
エンディングに流れていた歌,ちょっと耳に心地よく残りました。
「同じ空を見上げてる」by 甲斐名都
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