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フェデラー惜敗。USオープンテニス2009

全米オープン最終日男子シングルス決勝は,第6シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro・アルゼンチン)が,第1シードの「王者」ロジャー・フェデラー(Roger Federer・スイス)と対戦。
デルポトロが3-6,7-6,4-6,7-6,6-2とフルセットの末,勝利。4大大会(グランドスラム)で初優勝を果たしました。水色のアルゼンチンカラーが,場内でも目立ちましたね。アルゼンチン人の優勝者は,会場にもいた,77年のギジェルモ・ビラス以来の2人目。フェデラーは,双子のお父さんになってから初めてのグランドスラムだったのですが,全米6連覇は残念ながら,果たせませんでした。

デルポトロは,現在20歳。フェデラーもグランドスラム初勝利(2003年ウィンブルドン)は,20歳でした。準決勝で,ナダルを降し,初のグランドスラム決勝進出で,フェデラーを破るという大金星。フェデラーは,いつもの冷静さが,感情に負けてしまっていたようにもみえました。ジャッジに抗議するのって,あまりなかったですよね。ま,それにもまして,デルポトロの電撃のように早いフォア,魅せてくれました。198cmと背も高いですが足も速いですね。二人が使用しているラケット対決も2年ぶりのウィルソン同士の戦いでした。

女子シングルス決勝は,主催者推薦(ワイルドカード)で出場したキム・クレイステルス(ベルギー)が,第9シードのキャロライン・ウォズニアキ(デンマーク)を,7-5, 6-3のストレートで降して,4年ぶり2度目の優勝。そのうち2年間は,テニスを離れて,ママさんをやってたんだから,すごいもんです。女子のテニスレベルがどうこうじゃないと思いますよ。ただし,個人的には,杉山愛とのダブルスのゴタゴタがあったので,あまり好きな選手ではありません。ウォズニアッキ同様,破竹の勢いだったアメリカのメラニー・オーディンの呼称は,オーディンではなくて,フランス語読みの「ウダン」で統一されたようですね。まだまだ統一されていない選手も多いので,外国人の名前は,日本語検索エンジン泣かせかも。

男子ダブルス決勝は,第4シードのドロウィー(チェコ共和国) /パエス(インド)組がタイトルホルダーに。

女子ダブルス決勝は、第4シードのビーナス,セリーナのウィリアムズ姉妹組(米)。暴言のセリーナには,100万円弱(1万ドル)の罰金だそうです。暴言を吐かれた相手の線審は,日本人だったようですが,いったい何を言ったんでしょう。試合中にキレちゃったのは,お金を払って見に来ているテニスファンに対して,プロ選手としてあるまじき行動だと思うし,謝罪する前の「自分の情熱と感情をさらけ出すことで最高の自分が出せる」なんて行っているあたり,かなり低レベル。格闘技じゃないんだから,ほんと残念です。

車いすテニスjの部では,男子シングルスの国枝慎吾が2年ぶり2度目の優勝。おめでとうございます!!これでキャリアグランドスラム達成です。

男子も女子も,いよいよ誰がグランドスラムタイトルをとってもおかしくないくらい実力が伯仲してきました。今年の4大大会は,これでおしまいですが,自分が今年の全豪オープンを観戦しに行ったのが遠い昔のように思えるほど,今シーズンは,話題が盛り沢山だったように思います。

さて,日本では,9月27日(日)より,女子の東レ パン・パシフィック・オープンテニストーナメントが,その後すぐに,「AIG」改め,楽天ジャパンオープンテニスチャンピオンシップ2009が,10月5日から本戦が始まります。こちらも出場選手は,フェデラー,デルポトロ,マーレイ,ヒューイットなど,有名どころが続々と。きっと,全米の熱い戦いの続きを日本で見られますね。観戦チケットのプレゼントも9月19日までやってます。


東レ パン・パシフィック・オープンテニストーナメント

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