「鯉のぼり」といえば…,
RICOH GXR S10 24-72mm <拡大>
「鯉のぼり」といえば,
「屋根より高い鯉のぼぉりー」の歌(こいのぼり)か,
「甍の波とー,雲の波ー」の歌(鯉のぼり)か,
どっちを思い出しますか?
↓
元気が出るのは,勇ましいメロディーで,文語調の「鯉のぼり」の方なのですが,最近は,あまり聞かなくなってきているような気がします。内容的にも,ちょっと立身出世と鯉が龍へと姿を変えて泳ぐ姿が歌われていたりして,時代にそぐわなくなってきているのかも。
先日,銚子の方までドライブに行ったのですが,ナビに言われるがまま山の中の道を通ったりすると,門構えのしっかりした家には,鯉のぼりがしっかりと泳いでいました。
「ああ,この家には大切にされている男の子がいるんだなぁ」と思いますよね。
僕の場合は,鯉のぼりが家に掲げられることもなく,毎年五月人形が出てましたが,まぁ,特に大きな怪我や病気をすることもなく,やりたいこともやらせてもらったので,鯉のぼりのあるなしで,人生が決まるわけではないのですが,「男の子がいる」という「記号」としての「鯉のぼり」には,未だになんだか惹かれるものがあるし,掲げてあるうちを羨ましく思ったりもします。
さて,今日は端午の節句というよりは,こどもの日です。
ひな祭りは女の子のお祭ということですが,5月5日は,「こどもの日」が正式名称になっちゃうと,じゃぁ,「男の子のお祭」は,どこいっちゃったの?なんて思ったりも。言葉の定着具合で,男女平等,共同参画を唱えている人たちは,どう思うんだろうとか,くだらないことを考えたりもしていますが,日本の15歳未満の子供の数は,29年連続で,減っているのだそうです。総人口に占める割合は13.3%。1950年代に3000万人近くいた子供の数が,今は1700万人。子供が減るのは,ある意味日本が平和だからかもしれませんが,子供が生みにくく育ちにくい国になってしまっているのだとしたら,大人になってしまった3000万人は,なんらかの責任を感じた方がいいのではないかと思いますよ。
「かわいい子には旅をさせよ」とか,「わんぱくでもいい,たくましく育って欲しい」なんて言葉も,古くなっちゃったんでしょうか。あんまり子供を大切にしすぎるのも活力を削ぐような気がします。男の子も,女の子も,思いやりを持ちつつ,のびのびと育ってくれればいいのですけれど。
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