明るいズームレンズ・シグマ「17-70mm F2.8-4 DC Macro OS HSM」ペンタックスマウント実写レビュー(その1)
「みんぽす」を運営しているWillViiさんから,またシグマのレンズの貸し出しのアナウンスが。飛びつきましたよ。
前回は,50-500mmと,かなり望遠に特化したレンズをお借りしましたが,今回は,やや広角から始まるズームレンズを選ばせてもらいました。
このレビューはWillVii株式会社が運営する国内最大級家電・ゲームレビューサイト「 みんぽす」から商品を無償でお借りして掲載しています。本レビュー掲載によるブロガーへの報酬の支払いは一切ありません。レビューの内容につきましてはみんぽすやメーカーからの関与なく完全に中立な立場で書いています。(唯一事実誤認があった場合のみ修正を行います)商品無償貸し出しサービス「モノフェローズ」に関する詳細はこちら。
自分が気になるレンズを長期間使用できるというのは,ホントにありがたい!
お借りしたのは,こちら。
↓
SIGMA「17-70mm F2.8-4 DC Macro OS HSM」
手ブレ補正OS(Optical Stabilizer)機構を搭載した「寄れる」大口径の標準ズームレンズです。
箱から取り出して持ったときの印象は,約4倍のズームレンズの割には,コンパクトだなと思いました。でも,たぶん,これは前回のレンズが大きかったからだとは思います。
F2.8からという明るさなので,レンズの口径はかなり大きくフィルター径は72mmです。重量は535g程度なので,それなりにずっしりとした重さがあります。また,レンズ名に「MACRO」がある通り,最短撮影距離は22cmと,標準ズームとしてはかなりと寄れる方ではないかと思います。レンズの先からは,5cm程度まで被写体に近づくことができます。
ズームリングは適度な抵抗感があって,ピントリングは軽めの操作感。手動操作には問題ありません。
このレンズは,広角端の開放F値はF2.8と,一般的なズームレンズに比べると明るいのが特長。
さらに,レンズ自体に4段分の効果が期待できる手ブレ補正機構「OS」(Optical Stabilizer)を搭載しています。
PENTAX K-7に付けたときは,35mmフィルムカメラ換算で,25.5〜105mm相当の画角になります。
一番よく使う画角領域をカバーした明るいズームレンズなので,デジイチを手にして最初に購入するレンズとしても最適なスペックだと思います。
明るいレンズなので,ファインダーを覗いたときにも明るく,そのままでも手ぶれを起こしにくいというメリットもあります。
自分としては,最初に購入したレンズが,すでにディスコンになった「SMC PENTAX-DA ズーム 16-45mm F4 ED AL」なので,このレンズを越える領域をカバーして,さらに明るいというこのレンズが,常用レンズ(つけっぱなしレンズとも)としてどれくらい使えるかを試してみたいというのが,今回の企画に応募した理由です。
レンズについているOSスイッチをONにすると,ファインダーを覗きつつ,シャッターボタンを半押しすると,すうっと手ぶれがおさまるのは,普段ボディ内蔵の手ぶれ補正機能を使っているPENTAXユーザーには,フレーミング時に像がぶれないのは,とても新鮮な体験になります。
レンズ側の手ぶれ補正をONにして,PENTAX K-7のボディ内手ぶれ補正は,OFFにして,外に持ち出してみました。
まずは,ファーストショット。
PENTAX K-7 with 17-70mm F2.8-4 DC Macro OS HSM 1/350秒 F/5.6 ISO 200 70mm 拡大 オリジナルファイル
望遠端。AFで,ピントもピシッとよく決まります。
PENTAX K-7 with 17-70mm F2.8-4 DC Macro OS HSM 1/45秒 F/11 17mm 拡大 オリジナルファイル
広角端。夕景。ファインダーの隅まで見やすいですね。細かいラインも破綻なく描写してくれます。
PENTAX *istD with 17-70mm F2.8-4 DC Macro OS HSM 拡大
トリミング作例
PENTAX K-7 with 17-70mm F2.8-4 DC Macro OS HSM 1/90秒 F4.0 ISO1600 70mm
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ミス・ハワイUSA 2009のアリアナ・セイユ(Aureana Tseu)さんとマノアDNAによるフラとハワイアン・ライブ。解像力は十分すぎるほど。
PENTAX K-7 with 17-70mm F2.8-4 DC Macro OS HSM 1/90秒 f/11 ISO 800 17mm
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夕暮れ時の築地,佃,豊洲方面。ビルのてっぺんにある避雷針(?)まで,よく描写されています。
PENTAX K-7 with 17-70mm F2.8-4 DC Macro OS HSM 1/90秒 F/4.5 45mm ISO 1600
拡大 オリジナルファイル
暗い部分もかなり頑張ってますね。東京タワーもくっきり。手ぶれ補正効果も十分ではないかと思います。
PENTAX K-7 with 17-70mm F2.8-4 DC Macro OS HSM 1/90秒 f/4 17mm ISO 400
拡大 オリジナルファイル
マクロっぽい写真も。ボケ味もまずまず。チキンの質感とソースの絡み具合に注目してみて下さい。
レンズの明るい広角端での解像度と描写力,もちろんK-7の能力もありますが,組み合わせとしては,かなり細部まで気持ちのいい写りを見せてくれます。
次は,「レンズ内手ぶれ補正機能」についての,ちょっとした実験を。
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