裸眼立体視風の再生が可能なSONY サイバーショットDSC-TX9
「サイバーショット」2010年秋モデルが発表されました。
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中でも気になったのは,DSC-TX9。DSC-TX7の後継機です。
作ったヒトには申し訳ないけど,現段階で3Dテレビ対応ってのは,どうでもいいんです。流行りですから,対応させないといけない流れもあったんだと思います。3Dテレビじゃないと見られない機能があるのは,3Dテレビを持っていないヒトにとっては,購入時の検討材料としてはマイナスポイント。このカメラを買ったからって,そのために3Dテレビを買っちゃうような人って,あまりいないですよね,たぶん。
でも,このデジカメがエライのは,「スイングマルチアングル」。
これは,液晶モニターで“3D風”に映像を楽しめる機能です。再生時にカメラを動かすことで写真が“裸眼立体視”をしているかのように見える仕組み。
まぁ,次の次くらいのサイバーショットでは,背面液晶モニターが3D対応になるのでしょうが,上のマイナスポイントを補完する機能を搭載したところは,ユーザーを置いてきぼりにしないための心配りではないかと。自分の環境では使えない機能があるのをわかって買うのって,なんだか悔しいじゃないですか。
スペックは,
撮像素子が,新開発の1/2.3型有効1,220万画素の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」。TX7は,1/2.4型有効1,020万画素でした。
動画撮影中の光学ズームも可能なAVCHD(1,920×1,080ピクセル,60i)でのフルハイビジョン動画撮影にも対応。TX7からですが,これもすごい。
レンズは屈曲光学系で,35mm判フィルムカメラ換算での焦点距離25-100mm,F3.5-4.6の4倍ズーム。これはTX7から変更はありません。最近は,ちょっと暗めのレンズでも,裏面照射型のセンサーなら,なんとかなってしまうような気がします。望遠がもう少し欲しいところですが,外に飛び出さない小さなレンズであることを考えれば,これもまずまずの仕様でしょう。
その他にも,秒間最大10コマの高速連写,1度のレリーズで高速に2コマのフォーカス位置を変えた撮影を行なう「背景ぼかし」モード,小じわを消せる「美肌」モード,1cmからのマクロ…,などなど,コンパクトでタッチ式液晶のデジカメとしては,かなり遊べそうな機能を満載。液晶モニターは約92万ドットでワイド3.5型とかなり見やすくなっているのもポイントです。サイズと重さはTX7から変わらず97.8×59.5×17.5mmで,149gと,ポケットに入れておける大きさ。
ちょっと触った感じでは,iPhoneユーザーには,ちょっと戸惑う面も。タッチパネルの方式が感圧式なので,だいぶ感じが違います。まぁ,頭を切り換えられれば,すぐ慣れそうですけれど。
2010年8月7日発売予定。
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