またいつか…。「トイ・ストーリー3」
トイ・ストーリー3 3D(字幕版)を観てきました。
おもちゃのウッディやバズと楽しく遊んでくれたアンディが,いよいよ大学進学のために家を出ることになり,母親に言われて,しかたなくオモチャの整理をすることに。屋根裏部屋にしまわれるはずだったオモチャを入れた袋は,ひょんなことで,ゴミ捨て場行きに。ゴミ収集車から間一髪逃れたオモチャ達は,捨てられるくらいだったら,と保育園行きを選ぶ。子供達に遊んでもらえると思っていたオモチャ達だが,アンディのように丁寧に扱われることはなく,乱暴者の子供たちにもみくちゃにされる人生が待っていた。しかも,その保育園のオモチャ界には,アンディのオモチャ達には思いもよらない闇が広がっていたので,さぁ,大変!
作品のあらすじ by goo映画
結論を先に行っておきます。
この記事を読んでるくらいなら,すぐ,映画館へ行って下さい。
「オススメ」です!
↓
「トイ・ストーリー」の1,2を観ていなくても,「オモチャ達との別れ」がテーマなので,誰でも思い当たるところがある分,十分楽しめると思います。が,スティーブジョブスが私財をなげうって作られた史上初の全編CGIアニメで,バズとウッディの確執から始まるドタバタの「1」,誘拐されたウッディがアンディの元へ戻るまでの「2」を観ておくと,やはり,だいぶ違うと思います。
3Dは,どうだったかというと,まぁ,3Dで観られることを考えて作られた映画なんだなぁということは伝わってきます。奥行き感がとても自然。2000円が妥当かどうか,まぁ,そのうち,3D公開がデフォルトになったら,料金も下がることでしょうが,トイ・ストーリー3は,僕としては,十分元は取れたと思ってます。
あ,本編の前に上映された「デイ&ナイト」は,バリバリ3Dの映画でした。オチもうまくできていて,ほんわかしますね。
これくらい,実写とアニメの中間を行く映画はありませんよね。しかも3D。
通常の2Dのアニメだと,そこから出てきたキャラクタートイは,3Dになった分,どうしても違和感のあるものになってしまうのですが,この映画のキャラクターたちは,(2Dで観たとしても)十分,裏表,前後左右からの写りがあるので,実際のキャラクタトイになったときにも,全く違和感がありません。
オモチャが先か,映画が先か,どっちかわからなくなる映画ですが,キャラクタートイの売り上げはますます伸びるでしょうね。Mr.ポテトヘッドなんて,かなりレガシーなオモチャですけれど。
ま,それはさておき,現代英語を学習しているヒトは,字幕版がオススメかも。かなり聞き取りやすい英語と,実生活で使えそうな(ま,丁寧な言葉じゃないけど)フレーズのオンパレード。
映画の台詞回しが全部言えるようになったら,相当,英語しゃべれるようになってるはず。ってくらい,リスニングは楽な映画でした。ウッディの声は,トムハンクスじゃなくちゃ!ってヒトも,ぜひ。
自分が子供の時に持っていたキャラクタートイ達,どこ行っちゃったんだろ。なんだか,切なくなってきます。
絶体絶命のピンチがあったりもするのですが,最終的には,心がとっても温かくなる映画です。
いやぁ,バービーちゃんが,あそこまでオバハンチックなのも,笑わせてもらいましたよ。ケン君は,「ディスコ!」って感じが,また,良かったですね。
ぜひ,家族で,仲間達と,カップルでみて欲しい映画です。
80点。
そうそう,「トイ・ストーリー」の原点って,実は,50年ほど前の日本の童謡にあったりして…とか思うヒト,いるよね,きっと。
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