レンズ交換式のAVCHDビデオカメラ・ソニー「NEX-VG10」発表。

NEX-5/NEX-3発表時にアナウンスされていたとおり，レンズ交換式のハンディカム「NEX-VG10」が米国で発表になりました。

NEX-3/NEX-5発表時のモックアップ

7月14日より米国のSony Styleで受注開始，9月に発売とのこと。

「NEX-VG10」の特長は，レンズ交換式のビデオカメラであること，NEX-5/3と同様の，ビデオカメラのセンサーとしては約20倍大型のAPS-CサイズExmor APS HD CMOSセンサーを搭載していること，これにより，被写界深度の浅い背景ボケのある映像撮影が可能になること。

レンズマウントは，もちろん「NEX-5」および「NEX-3」と共通の「Eマウント」。

NEX発表時に発売がアナウンスされていた光学11倍ズームレンズ「E 18-200mm F3.5-6.3 OSS」(35mm判換算27mm-300mm)が付属しています。もちろん，このレンズは，「NEX-VG10」だけじゃなくて，NEX-3/NEX-5にも使用可能です。NEXと同様，レンズ内手ぶれ補正の方式。AFは，「サイレントオートフォーカスシステム」をレンズ内に搭載。

解像度は1,920×1,080ドットのフルHDに対応。ビットレートは最高24Mbps。

気になるのは，ビデオカメラの性能じゃなくて，スチルカメラとしての性能かな。静止画は最大7コマ/秒で連写できるのと，1,400万画素の静止画（最大解像度は4,592×3,056ドット）撮影にも対応するということだけれど，他社のも含めて，ビデオの静止画機能はたいていオマケ的な画質だったりするからね。

あとは，αのユーザーさんだったら，これまでのレンズも使えるアダプターで，オートフォーカスはどうなるんだろう？ってところが気になりそうですね。
日本でもほどなく発表されると思いますが，これを待ってみましょう。

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