PENTAX K-5のミニチュアモードは,K-7より進化していた。実写レビュー<その3>
PENTAX K-5実写レビューの3回目は,予告していた感度比較の前に,心を落ち着かせるための(誰のためにだ?)コネタです。
PENTAX K-7,K-5には,デジタルフィルターとして「ミニチュア」が入っています。建築物を撮影するのに使われることの多いティルトシフトレンズを使った時に撮れるようなミニチュア風写真を作れる機能です。ピントの合っている部分とそれ以外を大幅にぼかすことによって,それっぽく見えます。
K-7を買った最初のうちは,「ミニチュア」が物珍しいのと嬉しいので,使っていましたが,実際のところ,今一つ,ミニチュアに見える「ツボ」がわかりにくくて,それっぽく見えなかったり,iPhoneのアプリで,もっと簡単にできるものがあったりで,あまり使わなくなってきました。
PENTAX K-5に入っている18種類のデジタルフィルタは,撮影時にも再生時にも使えるデジタルフィルタ(8種類)と,再生時にのみ使えるデジタルフィルタがあって,「ミニチュア」は,後者です。「ミニチュアライズ」したい画像を再生して,液晶モニター右にある十字キーの下を押すと,デジタルフィルタが選べるようになります。
で,K-5にも,「ミニチュア」が入っていて,同じような感じなんだろうな…と思いつつも,
こんな感じで高いところから下を撮る機会があったので,試してみたところ…,
↓
K-7では,ピント位置(芯)を画像の「手前」,「中間」,「奥」の3つのポジションから選択可能なだけだったのですが,K-5では,芯の位置,幅,角度,ぼかし具合と,設定できる項目が増えていて,びっくり!かなり画像をいじることができます。カタログやスペックからは,こんなに変わっていることはわかりません。
微に入り細に入り,K-7からK-5は,ブラッシュアップされているんだなぁと感心するやら,ちょっぴり悔しいやら…。
K−7ユーザーは,メニューの階層や項目を追っていくと,似ているようでかなり進化している部分を見つけることになると思います。(K-5モニター中にこれを見ちゃうのは,けっこう刺激的で危険です。)
もう,何も言えねぇ…。
次は,いよいよISO感度別に撮影した写真を。K-7との比較なんて,ぜったいやらないんだからね(笑)!
というわけで,
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(「みんぽす」の使い方)
●有効約1628万画素(高速タイプ)・PRIMEII
●最新高速AF(フォーカス・レリーズ・コマ速優先切替)
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●高感度ISO80-51200
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●構図微調整
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