「カミソリマクロ」のキレ味やいかに!?SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG
シグマ初のモノフェローズ向けイベントでは,ペンタックスマウントのレンズもかなり用意されていました。
この実写レビューはWillVii株式会社が運営する国内最大級家電・ゲームレビューサイト「 みんぽす」のモノフェローズイベントに参加して書かれています。本レビュー掲載によるブロガーへの報酬の支払いは一切ありません。レビューの内容につきましてはみんぽすやメーカーからの関与なく完全に中立な立場で書いています。(唯一事実誤認があった場合のみ修正を行います)「モノフェローズ」に関する詳細はこちら。(WillViii株式会社みんぽす運営事務局)
30mm F1.4 EX DCとか,レンズメーカーとしては禁断の50mm F1.4 EX DG HSMとか,7種類も!ま,キヤノン,ニコンマウントよりは若干少なめなのは仕方ないけど,参加者のペンタックス率を考えると,これはすごいこと。でも,全部使い切るわけにもいかず,それこそ何を撮っているんだかわからなくなりそうなので,熟考の末選んだのは,「MACRO 70mm F2.8 EX DG」
「EX」は,妥協のない設計思想を高い光学性能と操作性に結実させた,シグマを代表するレンズにつけられます。
「DG」は,デジタル一眼レフカメラの特性に最適化設計されたレンズにつけられます。35mm判一眼レフカメラでも,高い描写性能を発揮。
すでに発売から4年たっていますが,「カミソリマクロ」という愛称がついている人気の名玉です。
最短撮影距離は,センサーから25.7cm。レンズの全長が95mmあるので,実際のワーキングディスタンスは,被写体まで,かなり寄れるレンズです。たぶんレンズ先から5,6cmくらいかなぁ。
手ぶれ補正機構はレンズにはついていませんが,そこはペンタックス。どんなレンズをつけてもボディ内手ぶれ補正が効くK-7ですから安心。
意外と中望遠系(APS-Cのデジイチだと約1.5倍の105mm)のポートレート用レンズとしても,活躍してくれます。
拡大
モデルは,紗々さん。
ニコ動の元「47さん」といえば,を?!となるヒトもたくさんいるかも。
仕草もとてもチャーミングな女性です。
このさらっさらな髪の毛一本一本までもきちんと写し取る解像感の高さ,ファインダーを覗いてにんまり,撮った写真を見てまた,にやり。端から見たら,かなり怪しいヒトですね。
家に帰ってMacで見たら,上着の生地の織り糸まで,しっかりと写ってます。すごいね,このレンズ。
よかったら,オリジナルファイルで確認してみて下さい。
↓
「カミソリマクロ」とは,絞り開放のF2.8から,くっきりシャープな画質はもちろん,被写体の焦点を合わせた位置のみ,そぎ取るように浮かび上がらせることができるレンズだからついた愛称なのだと思います。
ただ,F値は2.8からなので,それほど被写界深度が浅くて使いにくいという印象はありません。背景のボケ方もとてもナチュラル。
この写真だけ,K-7のカスタムイメージを「ほのか」で撮りました。他のポートレートは「人物」で撮影。
夢の中で会ったような感じってとこかな。儚げな感じで,ちょっと気に入っているショット。拡大
で,この70mmマクロには,「EX」と「DG」は,ついているんですが,最近のシグマのレンズについている「HSM」(ハイパーソニックモーター)はついていません。なので,撮影時に被写体までの距離が大きく変わると「ジー」っとAFが合うまでの時間が,ちょっぴり長く感じられます。でも,最新の技術とパーツをふんだんに詰め込むシグマのことですから,すうっと合焦するのが気持ちいい「HSM」付きの70mmマクロ,きっと今頃SD1と同時に開発しているに違いありません。
天候はこの日一日曇り空だったのですが,その分,外でも室内でもちょうどいい光の具合で,F2.8のレンズだと,けっこうオールマイティだなぁと思いました。室内で撮影しても,光の回り込み具合を,とてもよく捉えてくれています。
で,このレンズは,寄るだけじゃなくて,被写体と適度な距離をとってシーンの状況をフレームに写し込むこ事もできるので,マクロ的にだけでなく,ポートレートももちろん,風景やスナップなどでも,活躍してくれそうです。
で,前の記事で,かくれんぼしてくれていたのは,
馬琴(「ばきん」じゃないよの「マコト」)さん
馬琴さんも,ニコ動でおどってみてくれてます。
クールな表情の中にちょっぴりのはにかみが,また素敵な女性です。
僕は,タムロンの90mmマクロを持っているのですが,シグマの70mmマクロは,それよりもだいぶ色味は落ち着いてしっとりした感じかな。もちろん画角も違うので,だいぶ印象は異なります。
被写体はきっちり,背景は適度にぼかしたいときには,シグマの70mmかな。(え?もう一本?)
招待された僕達モノフェローズは,基本的にレンズを借りて撮るだけだったのですが,スタッフの方には,レフ板を持ってもらったり,メイクさんが頻繁にモデルさんの髪の毛や衣装を整えてくれたりと,いい条件が揃っての撮影タイムでした。なので,なんとなく撮った写真でも,自分の腕が上がったように感じさせられてしまうマジック。気をつけないと(笑)。
で,真正面から撮らせてもらうと,ポートレート撮影は慣れていないので,こっちがドキドキしちゃったり…。手の震えは,K-7が抑えてくれたと思います。ま,たまには,真正面から向き合うことも必要かと。
個人的には,この70mm マクロ,モノクロもかなりイケると思います。
普通は,モノクロってあまり撮ろうという気持ちにはならないのですが,このレンズをつけたら,「を?これはモノクロじゃない?」って思わせるなにかがあったんだと思います。
階調豊かで,シャープなのが,モノクロ向きなのかな。
70mmの画角(実際には105mm)のマクロレンズって,
こんな風に,かなり寄ることもできて,これはこれで楽しいのですが,
ポートレートでも,顔のアップから,バストショット,ちょっと引いて半身くらいまで対応できるので,かなり使いでのあるレンズのような気がしてきました。コストパフォーマンスもかなり危険!
というわけで,
ぜひ,このレビューを「みんぽす」で評価してください。
(「みんぽす」の使い方)
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