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江ノ電でTAMRON「ぶらり一本,鉄道の旅」 18-270mm B008 実写レビュー<その4>長谷 - 極楽寺付近

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御霊神社の鳥居と江ノ電 CANON EOS 7D + TAMRON 18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD (B008) 18 mm 1/30秒 ライトボックス

タムロンの新製品,60周年記念モデルの高倍率ズームレンズ「18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD (B008)」(以下,「18-270mm B008」)を使って,鎌倉と江ノ電を撮ろうというイベントに参加してきました。
その1「18-270mm F3.5-6.3 Di II VC PZDの技術解説とイベント概要」
その2 江ノ電が路面電車に!江ノ島 - 腰越付近
その3 28-300mm(A061)と18-270mm(B008)の比較 腰越 - 長谷付近

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携帯に便利な高倍率ズームレンズ「18-270mm B008」はタムロンから,カメラはイメージモンスターの異名をもつ連写でシャッターチャンスを逃さないEOS 7D。モノフェローズ仲間のしょういちさんにお借りしました。ありがとうございます!

この体験イベントは,江ノ電の沿線の「撮影ポイント」を,広角から望遠まで便利に使えるタムロンのレンズ「18-270mm B008」,これ一本だけで,楽しんでしまおうというイベントです。引き続き,電車と足でスナップしながら,線路を横目に眺めつつ進んでいきます。

自分で撮った写真は,特に断りがない限り,撮って出しのJPEGファイルです。
写真をクリックすれば,保存先のFlickrで,EXIFデータとオリジナルファイルも見られます。

上の写真は,アジサイと鳥居と江ノ電の3つの写真が同時に取れるポイントとして有名な御霊神社の参道です。
考えてみれば,参道を踏切が遮って,電車が横切るという,神様,怒らない?ってくらい大胆なポイントですね。

この写真を撮っているところ,同じモノフェローズの春分さんが撮って下さっています。上から4枚目の写真がそうです。ありがとうございます!
右肘が出っ張っちゃってますね。ま,人がいないから,いいか。
ここを通る江ノ電を流し撮りするって,いったいどうやるんだろ?
ここで構えていると,いきなり電車が現れるので,まず無理なような…。

こちら側から踏切を渡って,境内側に行くと,トンネルが見えます。
Chitose-do IMGP0753
PENTAX K-7 + TAMRON AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A061) 100mm 1/60秒 ライトボックス
江ノ電唯一のトンネルで,こちらから見える側を「千歳洞」と呼び,出口(単線なので,どっちも入り口で出口ですが)の方を「極楽洞」と呼ぶ,1つのトンネルなのに,2つの名前を持っている不思議な場所です。

千歳洞の方は,これ以上近づけないので,反対側の「極楽洞」の方に徒歩で,回ってみます。

極楽寺の駅の手前に,撮影スポットである「桜橋」があります。Foursquareのポイントは,こちら(要ログイン)

ここから撮ると,
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119mm 1/200秒 ライトボックス
こんな感じ。

この江ノ島電鉄極楽寺~長谷駅間にある,開通以来一世紀を経て,今なお建設当時の原形をとどめているレンガ積みのトンネルの坑口部分「極楽洞」が,昨年末,鎌倉らしい景観づくりに重要な役割を果たすとして,鎌倉市の景観重要建築物等に指定されています。

実は,この撮影,とっても大変なんです。

また,WillViiのKさんに撮っていただいた写真を。
Sakurabashienoden
僕としょういちさんの間で,橋に首を突っ込んでいらっしゃるのが,写真家の森さん。さすが,写真へのどん欲さが違います。その時の写真が,こちら
余分なものがすっきりとどかされていて,かっこいいですねー。

と,自らの撮る姿を見せて,教えてくださるという,写真家のスピリットに触れることができるのも,このイベントの貴重なところ。

いや,僕の場合は,体がでかすぎて,これ以上かがめないってのも,あったんですよ(笑)。

しょういちさんのこのときの写真は,こちらで見られます。ああ,僕が7Dを借りてしまったばっかりに,D7000の電池が…。
ごめんなさい。ありがとうございます。

まぁ,無理矢理苦しい姿勢で撮るよりは,

119mm 1/160秒 ライトボックス さらに拡大
江ノ電に楽しそうに乗っている乗客のみなさんの表情が伝わってくるこの写真とか,

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155 mm 1/160秒 ライトボックス
鉄道写真の不文律で,「後ろからは狙わない」というのがあるそうですが,鎌倉方面に去っていく後ろ姿の江ノ電とか…。

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200 mm 1/250秒 ライトボックス
トンネルに入っていく瞬間の,江ノ電のルーフ部分のメカに萌え写真とか…,

新AF駆動方式「PZD(Piezo Drive)」によるほとんど音がしない快適なAFと旧型A061のギーコーという駆動音,やっぱりB008の方が,ストレス無く撮影できますね。手ぶれ補正も,オートフォーカスが決まると同時にファインダー内のブレもぴたっと収まる。これは,ほんとレンズを意識しなくてすむのでありがたいですね。
B008とA061の重量を比べるとA061の方が30g程軽いハズなのですが,それはあまり感じませんでした。むしろB008の方が,軽快に感じるほどです。

おわかりになるかと思いますが,この日,とても寒かったんですよ。
で,雪。
しかも,本降り。

でも,みなさん,ここのポイントから動こうとしない。江ノ島駅からは,2グループに分かれたのですが,このグループ,実は濃い撮り鉄グループだったことが判明(笑)。
電車の来る瞬間は,ほんの一瞬。しかも,クラシカルでいい雰囲気の電車ばかりが来るわけではないので,気に入った画が撮れるまで,待ちたくなりますよね。

ちゃんと撮るには,クランク型の潜望鏡のようなレンズが必要なんじゃ…
で,ふと気がつきました。
そっか,ライブビューを使えば,ちょっとは楽かも!

Gokuraku-do IMGP0759
PENTAX K-7 + TAMRON 28-300mm A061 100 mm 1/6秒 ライトボックス

ええ。楽をしすぎて,フレーミングがまだまだ甘いです。
しかも,K-7だと,連写がEOS 7Dに比べてかなりゆったりなので,シャッターチャンスの見極めが難しい。
この場所からは,前にも後ろにも下がれませんから,フレーミングだけ,どの位置からどう切り取るかに集中すればいい訳なのですが…。この撮影スポットは,本当に難関です。

「雪と江ノ電」のちょっとレアな写真が撮れただけで,良しとしましょう。
今度来たときは,もうちょっとマシな写真が撮れるように,頑張らなくちゃ。

今回のイベントに参加されたモノフェローズのみなさんが撮影した写真の一部は,2月9日からパシフィコ横浜で開幕される「CP+2011」のタムロンブースやステージで紹介されます。

僕も11日(金),12日(土)と出かけるつもりなので,見かけたら,声をかけて下さいませ。ぜひ。

「まとめ」に,つづく

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コメント

あそこは腰に厳しい撮影ポイントでした…!笑

D7000は単に私が前日充電をし忘れただけなのでw、
お気になさらないで下さい~!

またみんなでワイワイと撮りたいですね~。
CP+のあと、横浜の夜景とか!?タムロンさんに
レンズ貸してもらっちゃったりー!?笑。

投稿: しょういち | 2011.02.07 09:25

しょういちさん,コメントもありがとうございます!
桜橋は,たしかに腰に来ますね〜。
アングルが決まっちゃうから,似たような写真しか撮れないし…。いやぁ,難しい撮影スポットです。
CP+でも,お世話になります。ステージの上と下で,撮影会になったり?!(さすがに上からは撮れないか…)
B008は,是非PENTAX用も検討していただきたいなぁと,ますます思う今日この頃です。

投稿: HAMACHI! | 2011.02.08 14:27

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