デジタル時代の新しいカタチ。フリースタイルなCASIO 「EXILIM EX-TR100」に触ってきたよ！

カシオが，4月に発売するコンパクトデジタルカメラ「TRYX」改め，「EXILIM EX-TR100」と3月発売の「EXILIM EX-ZR100」の，モノフェローズ限定の発表会に行ってきました。

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カメラはもちろん触れますし，まだ開発段階ですが，撮影もさせてくれるという，大盤振る舞い。撮って出しのデータは持ち帰れませんでしたが，ZR100の方は，後ほど，チラ見せも。→「EXILIM EX-ZR100」レポート

発表会の場所は，昨日メディア向けの発表会があった原宿クエストホール。

「EX-TR100」は，つい先日の2011 International CESで発表された「TRYX」の日本向けモデル名です。エクシリムファミリーとしての名前になりました。

コンパクトデジタルカメラの要素を，「写す」，「観る」，「ホールドする」の３つの要素に分解して再構築したのが，このカタチ。
↓

「写す」のはレンズ。
「観る」のは液晶モニター。
「ホールドする」のは，カメラの外側。

これを再構築して，見たこともない，こんな新しいスタイルになりました。

「レンズ」の存在感。
ヘックス（六角形）のキーアイコン。

会場に招待されたモノフェローズのブロガーのみが見ることのできた，幻のコンセプト画（非公開（笑））を初めとして，たくさんのデザイン画とモックアップを見せて頂きました。

TRYXのコードネームは，「DOGA」。

カメラはデジタルになったのに，銀塩写真時代と変わらず，静止画しか撮っていない。
ムービーは，デジタルビデオカメラで。
どうしても別々になってしまう理由は，そのカタチにあるのではないだろうか？

スチルとムービーを使いやすく融合させるモデル「DOGA」は，約2年前から開発がはじまりました。

レンズ部の左右と下で，回転できる2軸ヒンジという，今までのカメラのデザインにこだわらない斬新さ。
洗練されているデザイン，かつ，カシオらしい尖った提案のカメラです。

撮像スタイルの新しいあり方。

ムービースタイルにも，ローアングルでも，壁につり下げて…，

立たせて自分撮りも。

撮影スタイルは，自由。
HDR技術を取り入れて，撮影表現も，自在に。

カシオ初のタッチパネル式液晶モニター。
感圧式なので，iPhoneの操作に慣れた人には，ちょっと戸惑うことも。
タッチシャッターもありますが，まだβ版なので，タッチしたところにマークが出たりするところまではいってませんでした。物理的なボタンは，液晶の右にある電源スイッチとシャッターボタンのみ。再生ボタンはないので，メニューから選ぶ方式です。

セルフシャッター機能で，指をスライドさせると，ヒモを引っ張るかのように，カウントダウンが始まるとか，被写体の動きに反応して離れた位置からシャッターを切ることができる「モーションシャッター」など，楽しいGUIやこだわりの機能も満載。

で，潔いなと思ったのが，
「広角21ミリ相当の単焦点レンズ」。

男前です。

いや，女性にもウケると思いますけれど。

最近24mmが広角の標準になりつつありますが，それを遙かに超える21mm。しかも光学ズームなし。
さすがに超解像技術を利用したデジタルズームは，ついていますが，思い切りましたね。

かなり広角なので，自分撮りをするときも，一緒に5人まで入るくらい広く写せます。
動画もお茶を濁すことなく，フルハイビジョンムービーに対応。縦撮りもできます。240fpsのハイスピードムービーも！

CASIO 「EXILIM EX-TR100」のスペックは，
撮像素子 1/2.3型有効1,210万画素裏面照射型CMOS
レンズ 21mm相当（35mm判換算）F2.8
最短撮影距離 8cm（マクロモード広角端）

胸ポケットにもするっと入るサイズは，122.8×59×14.9mm
「EXILIM EX-TR100」は，4月に発売予定です。

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