
その4は,こちら
富士フイルムのFinePix F550EXRには,比較的高機能なコンパクトデジタルカメラや,デジタル一眼にしか搭載されていない「RAW(RAF独自フォーマット)撮り」機能がついています。僕自身は,「デジイチでもJPEG撮り派」なのですが,せっかくなので,しばらく「RAW+JPEGモード」に設定して,写真を撮ってみました。
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撮影したRAWデータ(RAFファイル)は,付属ソフトの「RAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIX」で現像することができます(RAW FILE CONVERTER EX」のみインストールすることも可)。SILKYPIXといえば,汎用のRAW現像ソフトとしては,高機能でかなり人気のある本格的なソフトです。ただ,せっかくこんないいソフトがついているのに,FinePix F550EXRのマニュアルには,使用方法も含め,ほとんど触れられていません。ソフトの使い方については,「カメラとは別でSILKYPIXに任せてしまいましょう」…ということなのかな。なんだかもったいない気がします。「RAW現像入門」のような冊子を作ればいいのに…。
まぁ,実際のところ,スナップ写真に多用されるはずのF550EXRで,こだわりの現像をしたいというヒトがどれだけいるのかはわかりませんが,GPS機能も含めて,「FinePixなら,こんなこともできますよ」というアピールは,必要なのでしょうね。

FUJIFILM FinePix F550EXR プレミアムEXR AUTO JPEG撮り ライトボックス 拡大

FUJIFILM FinePix F550EXR プレミアムEXR AUTO RAW撮り(JPEG同時) ライトボックス 拡大
先日の「お台場ハワイ」のポリネシアンナイトショーの一コマです。カメラのフォーマット設定は,16:9だったのですが,RAWでは,4:3で保存されています。ということは,カメラ内で現像されるときは,4:3で撮影して,それをトリミングしているわけなんですね。RAW撮りするときも16:9で撮影されるものと思っていたので,切り捨てられているデータがあるなら,フォーマットを4:3以外にして撮影するのが,なんとなくもったいないような気もしてきます。
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