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日本の野球のルーツは,「正岡子規」だった。~日本の夏を元気に,旅で笑顔に~ 四国2大祭り編<その1>松山

観光庁主導による官民合同の「国内旅行振興キャンペーン」の一環で,アジャイルメディアが募集した企画「がんばろう!日本 国内旅行振興キャンペーン ~日本の夏を元気に、旅で笑顔に。~」に招待していただき,四国のお祭りを巡る旅に行って参りました。

Yosakoifan
iPhone 3GS

「国内旅行振興キャンペーン」については,ちょっと前に電車の車内吊り広告などでも,見かけた方もいらっしゃるのではないかと思います。僕もこんな記事を書いています。

この企画への参加条件は,
・旅行中にTwitterによるリアルタイムな情報発信をしていただける方。
・旅行中もしくは旅行後にBLOGにて旅行レポートを1記事以上書いていただける方。
というわけで,
すでにtwitterをご覧になっていただいていた方には,リアルタイムでかなりツイートしていた(ハッシュタグは,#kokunaiので,雰囲気はある程度伝わっているのではないかと思いつつ,きちんとした(?)写真と文章で,楽しく,美味しかった感動の旅を,ブログ記事でも,再現してみたいと思います。8月11日分のツイート

プレゼントしていただいたのは,
「【3】国内旅行振興キャンペーン「旅行で日本を元気に」 プラン1~日本の夏祭りをたずねて」
【JTB】国内ツアーのパンフレットでは,『四国2大祭り「なると」 3日間』というパッケージツアーのようです。
「ようです。」というのは,実際にパンフレットが送られてきたわけではなくて,旅の途中のやりとりやら,検索結果から,たぶんこれだったんじゃないかな…という感じ。総勢36名の羽田発のツアーでした。

関東を出る国内旅行は,一年ぶりです。

1日目の旅程は,
羽田空港をゆったり出発
愛媛・松山空港から,「坂の上の雲ミュージアム」,正岡子規ゆかりの「子規堂」,
高知に移動して,ホテルで早めの夕食後,
「高知よさこい祭り」
です。

この日の朝は,ゆったりめの9時45分羽田空港集合。
往路は,JAL1463便で羽田から松山に。飛行機はMD90でした。
細長い機体です。

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PENTAX K-7 + SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM

10時25分発予定だったのが,遅れたお客さんを少し待って,離陸。

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松山空港までの機上で,羽田で自腹購入した,たいめいけんのハンバーグ弁当。

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ちょっと義理を感じたのは,否めません(笑)。

機内では、お気に入りのスカイタイムをいただきました。

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お天気は,まずまず、台風などに当たらなくよかったですね。

空から雲を眼下に見ながら,しばしゆったりとした気分で。

Md90matsuyama
iPhone 3GS

無事,松山空港に到着。空港のロビーに出たところ,

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PENTAX K-7 + SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM

10月16,17,18日に開催される「新居浜」の「太鼓祭り」の御神輿がどーん!と。
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いきなり気分が盛り上がります。

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これから3日間お世話になる「コトデン」のバスに乗り込み,松山市内へ。

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バスの窓越しに,愛媛県庁舎。国会議事堂に似てますね。愛媛県庁の建物の方ができたのは早い(1929年)らしいですよ。木子 七郎設計。

松山市の人口は51万人。四国初の50万超の県庁所在地です。

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オレンジ色がいいですね。

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松山市内は,路面電車が走っています。行き先は,「道後温泉」。くぅーっ!情緒溢れるこのシチュエーション!
坊ちゃん列車という,夏目漱石の坊ちゃんに出てくるSLを模した路面電車も走っているようです。

最初の観光地は,こちら。
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坂の上の雲ミュージアム
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司馬遼太郎の「坂の上の雲」を知らなくても,建築に興味があるヒトは,かなりそそられる建物。
建築家・安藤忠雄による設計。平成16年12月22日着工,平成18年11月30日に竣工しました。
松山の街全体をフィールドミュージアムとする構想の一部でもあります。
建物西側のガラスカーテンウォールには,夏の緑が映し出されています。

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萬翠荘も,ミュージアムから見えます。萬翠荘は,大正11年(1922年)旧松山藩主の子孫にあたる久松 定謨(ひさまつ さだこと)伯爵が,別邸として建設したものです。設計は,やはり木子 七郎。

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建物の3階と4階をつなぐ「空中階段」。最も負荷がかかるはずの中央部の支柱が省かれた,珍しい構造になっています。

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下から見あげると,こんな感じ。

「坂の上の雲ミュージアム」の次は,「子規堂」に向かいます。

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途中,ちらりと「松山城」が見えるので,ちょっとそそられますが,今回は,見学はなし。次回のお楽しみにとっておきます。

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松山出身の俳聖正岡子規にちなんで,彼が17歳まで住んでいた生家を復元した文学資料館の「子規堂」。子規の「旅立ち」の銅像です。

正岡 子規(まさおか しき)は,俳人,歌人,国語学研究家で,名を常規(つねのり)。
幼名は処之助(ところのすけ)で,のちに升(のぼる)と改めました。

「柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
と詠んだのも,正岡子規。

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「子規堂」の一角には,こんなスペースも。

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夏目漱石の「坊ちゃん」に出てくる「坊ちゃん列車」です。本物のSLは,当時のお金に換算して,約二億円で導入されたものです。南に隣接する墓地入り口近くには,子規の遺髪塔(埋髪塔)もあります。正岡子規と夏目漱石は,一時,同居していたこともあるんですね。「ホトトギス」などでも有名なように,お互いに影響を与えつつ,俳句、日本文学の礎となりました。

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この家が復元されるのは,実は三度目とのこと。写真は三畳の子規の勉強部屋。
硯と机とランプは正岡子規が使っていた本物。
友達が母の部屋を通らずに来れるようわざわざ狭い部屋に移ったというエピソードも。

子規は日本に野球が導入され,まだ「野球」が「ベースボール」と呼ばれていた最初の頃の,熱心な選手でもあり,子規の幼名である「升(のぼる)」にちなんで,「野球(のぼーる)」という雅号を用い,そこから「Baseball」が,「野球」となったという逸話もあります。
さらに,「バッター」「ランナー」「フォアボール」「ストレート」「フライボール」などの外来語を,それぞれ「打者」「走者」「四球」「直球」「飛球」と翻訳したのも,正岡子規です。

松山は,「野球拳」発祥の地としても知られていますが,「野球」そのもののルーツは,正岡子規にあったんですね。ちょっと面白いお話でした。

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愛媛から高知に向かいます。いよいよ「よさこい祭り」です。

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コメント

四国ですか~^^

いいですね^^

行ってみたいです^^

投稿: ユッキー | 2013.05.24 17:28

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