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室内でのスナップのコツを学ぶRICOHコンパクトな撮影実践講座パーティ編。お酒も入るよ!

楽しいパーティーを,コンパクトカメラで,素敵に撮影するコツを学びましょう。という目的で開催された「室内でのスナップのコツを学ぶ撮影実践講座パーティ編」。

party snap
RICOH GXR + GR LENS A12 50mm F2.5

ワークショップの主催は,リコー・リングキューブ

で,講師の先生は,この方。
piece x2
「ワイルド」かつ「はにかみ」成分あり,でも頼れるお兄さんな鹿野貴司さん。カメラ雑誌やイベントなどでもご活躍中ですが,最近では,RICOH PXのカタログ写真を撮られたそうですよ。

「コンパクトでも,一眼でも,基本はそれ程違いはありません」
「覚えておくと,どちらでも応用できることがたくさんあるので,この機会に楽しみながら,学んでいきましょう。」

場所は,ブラッスリー銀座ライオン 銀座松坂屋別館店。
「飲み」「食べ」のワークショップなんて,リングキューブ,始まって以来みたいですよ。
講師の先生も,とっても適切な方が選ばれたような気がします(笑)。

smoked salmon
もうすでに,お料理もいくつか並んでいて「マテ」状態ですが,まずは,講義編から。
参加者は,20名ほど。僕は,RICOH GXRを持って行きました。
貸し出しでもGXRやGRがありましたが,こんなにたくさんのGXRを一度に見たのは初めてです。

taking dish
で,女性がGXRを持っていると,グッと来ますね。ステキです。

RICOHのGXRのA12は,APS-Cサイズで,コンパクト機としては,かなりボケ味が楽しめるカメラなのですが,パーティなど,人がたくさん集まっている写真を撮るには,センサーサイズがより小さい方が,被写界深度が浅くなるので,適していることもあるとのこと。
コンパクトは,広い範囲で,ピンぼけしにくい。
なるほど〜。


以下,シカノ大先生のお言葉(と,僕の感想など)

フラッシュを焚かない方が,部屋の明かりの色が再現できたり,被写体が白飛びしたりすることがないので,良いこともあるのだけれど,フラッシュを焚かないことで,失敗写真になってしまうこともある。

できれば,フラッシュ「あり」,「なし」で,決定的瞬間を逃すことなく,2回撮れるといいね。

コンデジについているフラッシュが届く範囲は3m前後ということも覚えておくといいね。

head

結婚披露パーティなどのシチュエーションでは,ウェディングドレスには,発光塗料が入っているので,本来の明るさよりも,写真では,光って見えてしまうことも。

「ホワイトバランス」って知ってますか?
光には,色があるんです。
人間の目は,とても優れていて,どんな光の下でも「白」は,「白」と,補正をして認識できるのですが,カメラの目は,そんなに優秀ではありません。デジタルカメラ以前のアナログカメラでは,「白」を「白」く写すためにレンズに「フィルター」をつけて,光の色を補正していました。
デジタルカメラでは,補正をかけ過ぎてしまうことがあったり,メーカーによって,「味」が違うので,それぞれのカメラのホワイトバランスの癖を知っておくと便利。

例えば,RICOH GXRのオートホワイトバランスでは,
WB Multi-P AUTO
白熱灯の下でも,こんな感じですが,カメラ任せの「オート」ではなくて,明かりの色とホワイトバランスを意識してわざと変えていくと,

WB Outdoors
太陽光

WB Cloudy
曇り

WB Incandescent Lamp1
白熱灯1

WB Incandescent Lamp 2
白熱灯2

WB fluorescent light
蛍光灯

WB M
マニュアル設定

と,こんな感じ。

その場の雰囲気の色を活かした仕上げにするのか,それとも,もともとの色に忠実な仕上げにするのか,写真の見た目も印象も,けっこう違ってきますね。

もう一つ重要なのは,「露出補正」

デジタルカメラは,「白いモノ」は,明るくなりすぎると判断して,画像を「暗く」撮る傾向があります。
反対に「黒いモノ」は,暗くなるので,明るく補正してしまう傾向があります。

RICOH GXRのA12 ユニットを装着したときには,ズームボタンが,「露出補正」ボタンになってくれるので,これを覚えておくと,素早く設定ができるようになります。

「白飛び」は,作品作りではかなり気になってしまいますが,パーティなどでスナップを撮るときには,主人公の被写体がきちんと写ることの方が重要です。露出をわざと「+」側にして,暗い部分も明るく写るようにするのも,一つの方法です。

また,写って欲しくないモノを,露出補正で隠すこともできます。
これは,「マイナス補正」が使えます。
被写体がきちんと見える明るさにしつつ,背後の目立つモノが暗くなって目立たなくなるところまで,露出補正でマイナス側に設定するという方法があります。

さらに,写って欲しくないモノを隠す方法としては,「アングル」を変えるという方法もあります。
これは,ファインダーを覗きながら撮る一眼レフでは,ちょっとやりにくいのですが,背面液晶モニターに映る画像を確認しつつ,手を上に伸ばしたり,下にしたりして,被写体が引き立つように,余計なモノ(例えば,非常灯とか)が隠れたる位置を探してみましょう。

lecture with slide show
「モノクロにすると作品っぽくなる」

「コンパクトデジタルカメラの構え方」
how to grip a compact camera like this
左手を「L字」にして支える。

コンパクトカメラは,軽いので,ブレやすいんです。
一眼レフのように重い方が,ブレにくいんですよ。

how to grip camera
そしてさらに,お行儀は悪くなるけど,「肘をテーブルにつけて」手ブレをおさえつつ,「脇を締める」

「他人同期」
なんて,フラッシュ技も教えて頂きました。
ええ,僕も経験あったので,これは,大きく頷きながら,お話を聞きました。
「積極的に使え」と(笑)。

Vienna sausage with miniature mode
「ミニチュアライズ」で,「ぼかす」方法。

これも,使えるなぁ…。

seafood sald

あとは,時々聞いていたことではあったのですが,自分で意識してやったことがなかったのが,「ティッシュでフラッシュ」技。

no flash no tissue paper
フラッシュ無しで,普通に撮影

strobo with tissue paper
フラッシュ有りで,フラッシュにティッシュペーパーをかけて撮影

strobo without tissue paper
フラッシュ有りで,ティッシュペーパー無しで撮影。

光の具合が,違うのがおわかりになるかと思います。
RICOH GXRにも,フラッシュの光量を調節する機能は付いているのですが,とっさの時は,いいですね。
近接撮影でフラッシュを焚いてしまうと,近いところは明るくなりすぎて,ちょっと離れたところは逆に暗くなって,へんなコントラストが付いてしまうときに,この「ティッシュでフラッシュ」技,使えます。

んなこんなで,シカノ先生の講義を受けつつ,
swiming on beer head
ビールは,どんどん運ばれて来るわけで…(笑)。
ええ,飲み放題です。

かなり酔っ払ってきてしまったところで,実習編に突入です。

今回のこのワークショップは,但し書きとして「撮影実践として参加者の皆さんがお互いの撮影を行います。事前にご承知の上ご参加ください。」とありました。
座るのも,男女が交互になるようにと指定されて,一人で参加した僕は,ちょっと合コンのようで,ドキドキしたのはヒミツですが,
thank you for taking pic of me!
眉目麗しき優しき女性に撮って頂くのは,照れるやら,嬉しいやら。
ありがとうございます。

鹿野さんからは,さらに,こんな感じで参加者の皆さんが撮影された作品への講評や,パーティスナップ,テーブルフォトの撮り方のコツなど,いろいろと教えて頂きました。

そして,
Mr.Shikano taking picture of us
集合写真を撮るときのコツ!

鹿野さんのブログに,このときの写真とコツが載っています!

もう,ほんと盛り沢山なワークショップで,美味しく楽しい時間を過ごすことができました。
RING CUBEでは,写真のいろいろを学べる無料・有料のワークショップを,かなり頻繁に開催しています。
気になるカメラがあれば,それを使ったワークショップなどもあるので,気軽に試してみてはいかがでしょうか。

スタッフの皆さま,参加された皆さま,シカノ先生,ありがとうございました。
今度また,ぜひ実践編のアドバンスコースを,企画して下さい。泊まりでもいいです(笑)。

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コメント

「ティッシュでフラッシュ」技、いいですね!

フラッシュの強すぎる光が嫌いで、ディフーザー買おうかと思い悩んでいたんですが、ちょいと光抑えるなら、この業で十分ですね♪

投稿: Neko | 2011.09.20 09:41

Nekoさん,コメントありがとうございます。
最近のコンデジは,だいぶ賢くなってきたのですが,なかなかフラッシュを焚こうという気にはなれず,でも,きちんと撮りたいときは,フラッシュで失敗率が下がるのであれば,ちょっと使っていこうかなという気持ちに,このワークショップで,なりました。

投稿: HAMACHI! | 2011.09.20 15:10

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