スピーカー前1mのプレミアム指定席。ビクターステレオコンポ「EX-AR9」
8月にビクタースタジオでセミナーと試聴した,ウッドコーンスピーカーを搭載したプレミアムモデル「EX-AR9」
短い間ですが,自宅でも試聴できるようにと,届けられました。
↓
高音質XRCD 『原音探求』のCDや「96kHz/24bit to 44.1kHz/16bit」のサンプルCDは,残念ながら,付いていませんでした。マニュアルもなかったので,自宅にあるCDを入れて,ただ聴くだけということになってしまいました。
で,最初に聴いたのは,
やっぱりこれでしょ。
「チーム・アミューズ!!」による支援ソング「Let's try again」です。
もちろん,録音されたのは,あのビクタースタジオなわけです。
まぁ,こちらは,たしかにいい音。
でも,企画モノなので,あまりグッとくるほどではありませんでした(失礼!)。
で,次に取り出したのが,
村治佳織のポートレイツ(限定盤)
スピーカーの前1mに,座って聴き始めたのですが…,
その場を動けなくなりました。
聞く人に安らぎや和みを感じさせてくれるウッドコーンで,村治佳織のギターの音色。
ベストマッチだったのかもしれません。
コンパクトオーディオシステムで,こんな圧倒的な体験をするとは思ってもみなかったので,(もちろん,ビクタースタジオでは,感心しながら聴いていたのですが),まさか自宅の,それほど環境が整っているとは思えない場所で,こんな音が聞けるとは!
普段は,iPodのようなポータブルオーディオなどで,MP3の音(それでも最低で192kbps)を聴くのとは,やはりワケが違います。音の輪郭がこんなにはっきりするなんて!解像度が上がるというのは,こういうことなのかなと。
K2ボタンは,2モード用意されています。で,このボタンを押すと,確かに音が変わるのがわかります。モード1とモード2の違いはよくわからないのですが,モード1が合う楽曲やCD,ミュージシャンもいれば,モード2の方が好ましく聞こえるモノもあるので,好みかなぁ。輪郭だけではなくて,音の広がりや奥行きを感じられるようになります。
ただね,K2ボタンを押した後,音が途切れるんですよ。これ,どうにかなりませんかね。これは,すごくストレスです。音はシームレスにつながるべきではないでしょうか。で,それだからこそ違いがわかるようにして欲しいですね。
K2テクノロジーは,簡単にいうとデジタル音の隙間を埋める技術です。
耳に直接入ってくるヘッドフォンとは違って,スピーカーを前にして聴くというのも,いいですね。
でも,ほんとに動けなくなってしまうので,他のことができない(笑)。
困ったコンポです。
手持ちのCDを取っ替え引っ替え,EX-AR9で試してみたのですが,自分が持っているCDにも,いろいろ音の差があるんだなということがわかりました。
好きな音楽を,ウッドコーンスピーカーで,ゆったり聞く心地良さと贅沢。
しかも,このコンパクトさ。
またこの指定席に,じっくり腰を落ち着ける時間を作りたいものです。
というわけで,
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コメント
仕事の帰りに丸の内のショールームに行ってきました。音の美しさだけでなく、音の立ち上がりの速さにも驚きました。引っ越しでのオーディオシステムを探していましたが、これにしようかと思っています。ご紹介ありがとうございました。
投稿: 近所の者 | 2011.10.22 06:00
近所の者さん,コメントありがとうございます!
なんだか,勝手にご縁を感じてしまっています(笑)。
「音の立ち上がりの速さ」!そうですね!
原音は,立ち上がりも自然ですものね。
EX-AR9で,ますます,いい音と音楽に出会えますように。
投稿: HAMACHI! | 2011.10.23 05:33