懐かしい味でコミュニケーションツールにも?!「モンテール・駄菓子系スイーツ」,いただいてきました。
コレを読まれている,お父さん,
仕事帰りに,スーパーやコンビニに寄って,つい「スイーツ」を手にとって,家までの帰り道に,食べてしまったこと,ありませんか?
僕は,あります。
甘いもの,ほっとしますよね。
男だって,洋菓子をパクッといきたいときだってあります。
が,何か邪魔するモノが…。
それは,プライドだったり,食べているのがみつかると怒られるからだったり…,理由はいろいろあるかもしれません。
そんなパパさんに,パパさん達が作り上げたスイーツ,モンテールが開発してくれました。
題して「駄菓子系スイーツ」。
あ,ちょっとその前に,予習を。
「モンテール」は,スーパーなどで人気のあるケーキやスイーツを製造しているメーカーです。
この青い目印,見かけた方も,おなじみの方も,たくさんいらっしゃるのではないかと思います。
創業は,けっこう古くて昭和29年(1954)10月。「モンテール」という名前に変わったのが,昭和50年(1975)。
「モンテール」は,フランス語で「宝石職人」という意味なんだそうです。
「お菓子も人も,磨いて輝かせる」という意味を込められて,社名を変更したとのこと。
現在のようなチルド商品を手がけ始めたのが1990年とのこと。
↓
で,「モンテール」は,とても素材にこだわっています。
例えば,「カスタード」は,8割が牛乳と卵で作られます。
より新鮮なものをお菓子に使いたいから,産地に近いところに工場を作りました。
現在は,茨城県,岐阜県の自然豊かな場所にあるそうです。
なんとこだわるあまり,牛乳プラントも建ててしまっています。
タンパク質の熱変性がおこる可能性のある高温殺菌方法(120~150 ℃で1~3 秒間の殺菌処理)ではなくて,牛乳本来の味が保てる65℃30分の低温殺菌を採用しています。低温殺菌の牛乳もスーパーなどで売られていますが,瞬間的に殺菌できる方法に比べて,やはり割高。
でも,低温殺菌の牛乳だと,さっぱりとしていて,うま味とコクが出るので,牛乳が苦手なお子さんでも飲める場合もあるそうです。
低温殺菌は、どうしてもコストが高くなってしまうけれど,これは,おいしいものを提供したいという「モンテール」の思いです。とにかく牛乳にはこだわっています。
例えば,「カスタード」。
「モンテール」の工場では,銅釜で、自家製のカスタードを作っています。
銅釜は,熱伝導率がよくて,プロがカスタードを作るときは,銅釜を使うのだそうです。
銅釜も,小さい容量の釜で炊き上げてつくっています。
大量生産の工場ではできない,効率の悪いことをしています。
これも,おいしいものを作るためにこだわっている点です。
エクレアも季節によってチョコレートを使い分けて、その時期に合わせて口どけのよいものを選んでいるのだそうです。
基本的にモンテールの洋菓子は,保存料をいっさい使わず、3日で処分するように決められているそうです。
また人工の着色料も添加物も極力抜いているとのこと。
この辺が,大量生産で日持ちするスイーツと大きく差別化されるポイントですね。
衛生基準もかなり厳しく設定されています。
1グラムあたり10万個以下なら大丈夫という通常の基準をさらに厳しくして,1グラムあたり300個以下の殺菌基準にしているのだそうですよ。それでも3日で処分なんですね。食品の安心・安全のため業界最高水準の衛生管理です。
モンテールのスイーツはどれも,とてもシンプルな理由は,この辺りにもあります。
雑菌が入り込む可能性の高い生のフルーツを出荷前に飾ることができないのも,無菌を保つため。
なので,
家庭で、デコレーションやフルーツを追加していただく方法が,ホームページに出ています。
→デコケーキのレシピ
社員が工場に入るにも,かなりの制限があります。
静電気が発生しないような白衣にローラーをかけてゴミを取り,
手洗い二回
消毒液
乾燥、
さらに手袋をしてから,手洗い,消毒液、乾燥。
これが基本だそうです。
スイーツの最終工程で使われる仕上げ室の天井には,HEPAフィルターが装備されています。
「クリーンルーム」と呼ばれているそうですよ。
この部屋には入れるヒトも,ちゃんと区別されていて,例えば小麦粉担当とクリーンルーム担当者とは,全く別のヒトになるよう分けられています。
実は,この部屋,面白い話があって,別名「花粉症が治まる部屋」と呼ばれているんだそうですよ。
花粉の大きさのチリやゴミもすべてシャットアウトされているという証拠なのです。
よく「手巻き」って書いておきながら,機械巻きで「手巻き風」だったりすることは,よくある話のようですが,「モンテール」の手巻きは、例えば手巻きクレープなどは,ふんわり感を出すために、本当に手巻きしています。
コンビニは、ローソン100などで。
スーパーなどで。
で,いよいよ「駄菓子スイーツ」のお話です。
11月発売の「あんこ玉どら焼」,「きなこ棒エクレア」,「塩ミルクかりんとうエクレア・小粒」
名前からしてちょっと懐かしい「駄菓子系スイーツ」。
モンテールの社内のいろんな部署からお父さんが集まって考案した洋菓子です。
自分が食べたいもの,家族と一緒に食べたいもの,居酒屋でお父さん社員が体験や夢を語りながら、企画から出来上がるところまで,男子がプロデュースした「パパの,パパによる,パパのためのスイーツ」3種類です。
きっかけは,とあるお父さんが,駄菓子を子供に買ってあげたところ,とっても子どもが喜んでくれて、そこからコミュニケーションが広がったというお話からだそうです。
自分の会社の製品で、子どもや家族とのコミュニケーションが広がるような駄菓子系のスイーツを作りたい。
話のネタになるような、懐かしいようなスイーツがいいね。
そんな思いからだったそうです。
企画に先んじて,インターネットでも意識調査をアンケートしてみました。
スイーツを自分で購入する人が6割いるそうですよ。
でも,せっかく買ったスイーツを美味しく食べても,その後,家族にわからないように隠すこともあるという実態も明らかに(笑)。
だったら,子どもと一緒に,ちょっと面白がってもらえるような商品を。
見つかる前に,家族が喜んでくれるような商品を,手ごろな価格で提供してみようと,モンテールのパパメンさんたちは,頑張ってくれました。
※パパメンスイーツ部とは・・・,小学校低学年くらいまでの子供をもつお父さん社員6名からなるスイーツプロジェクトです。
第一弾は,あんこ玉。
「あんこ玉」って,ご存知でした?
僕は,知りませんでした。どうも地域性があるような気がします。
こしあんの中身にきなこがたっぷりつけられたものです。
駄菓子屋さんの店頭では,この「あんこ玉」の中に,金平糖が入ったものがあって,それが「アタリ」なんだそうです。もちろん,もう一個もらえるという仕組み。
あんこ玉の餡は、こしあん!と決まっているそうです。
十勝産生クリーム,自家炊きカスタード,オリジナルホイップをブレンドしたミルククリームと,十勝産あずきのこしあんの組み合わせ。
金平糖の代わりに、白いホイップクリームが。
つまり「全部アタリ」!
あんこ玉をどら焼きにしあげるというアイデアは,すごいですね。
実際にいただいてみました。
見た目よりも軽い感じ。
きな粉の風味は,あまり感じられませんが,外側の生地だけ食べても和風ですね。
美味しいです。
【期間限定】懐かしのあんこ玉をイメージしたきなこ生地のどら焼あんこ玉どら焼(楽天で注文する)
「きなこ棒エクレア」は,「きなこ棒」のような味わいに仕立てたエクレアです。
自家炊きカスタードに,沖縄黒糖の黒みつとオリジナルホイップのブレンドクリームをたっぷり詰め,きなこのシュガーコーティングで仕上げています。
「きなこ棒エクレア」は、チョコレートが汗をかかないような配合にしてあるそうですよ。
【期間限定】沖縄産黒糖の黒みつをブレンド、クリームたっぷりきなこ棒エクレア(楽天で注文する)
そして,3つめは,「塩ミルクかりんとうエクレア」です。
僕のイチオシ!です。文字通り,かりんとうの味わいに仕立てたエクレアです。
黒糖のシュガーコーティングが,香りがよくて,口の中に入れた瞬間にふわっとひろがります。
懐かしくて、うれしい感じ。
十勝産生クリーム,自家炊きカスタード,沖縄・宮古島の雪塩,オリジナルホイップをブレンドした塩ミルククリームをたっぷり詰めています。雪塩で,甘みも引き立ちますね。
で,先ほどの「きなこ棒エクレア」よりも,だいぶサイズが抑えられています。
これを「petit(プチ)」ではなくて,「小粒」と和風に表現しています。
かりんとうの「かりっ」という硬さは,もちろん生菓子で再現することはできませんが,今「生」流行なんだそうで,この「かりんとうエクレア」も「生かりんとう」的です。
【1ヶ月限定】十勝産生クリームと宮古島の雪塩をブレンド☆塩ミルクかりんとうエクレア・小粒(楽天で注文する)
「かりんとうエクレア」は,駄菓子っぽさも抜群,かりんとうの風味もうまく再現できています。
特に後味が,かりんとうっぽいかな。
僕らの世代だけじゃなくて,もう少し上の,おじいさん,おばあさん世代にもウケそうですよ。
懐かしいけど新しくてユニークなスイーツ,今後もいろいろとバリエーションが開発予定です。
広報のお姉さん(左・平井 和美さん,右・田川 亜弥さん)に,ちょっと意地悪な質問をしてみました。
「ライバル会社は,どこですか?」
「自分の会社の製品がライバル。お客様(の味覚)がライバルです。」とのお答え。
モンテールの目指しているのは,単なる顧客「満足」から、顧客「感動」へ,とのこと。
うーん,さすがです。
スイーツを核にした家族や世代間のコミュニケーション,たしかに,この「駄菓子系スイーツ」が,きっかけになってくれそうです。「こんな味」,「こんな香り」,「こんな食感」が欲しいというリクエストにも,TwitterやFacebookで,反応が返ってくるかもしれません。僕は,ナッツが大好きなので,「ぜひナッツ系を!」とお願いしておきました。
良い具合に,ちょうど無菌保持できるナッツが商品化されたばかりのところみたいですよ。楽しみだなぁ!
最近は,遅くまであいているスーパーも増えてきたので,値段的にも手頃な「モンテール」のスイーツ,青のマークが目印です。モンテールスイーツの美味しさと,製品の信頼性を,ぜひ,ご自分の舌と,ご家族の反応で,確かめてみて下さい。
現在,11月13日まで,この駄菓子系スイーツのサンプリングを,facebookにて実施しています。
オフィスに冷蔵庫があるヒトは,こちらも,ぜひ,トライしてみてください。
用意されたスイーツは,たぶん,僕らが食べられる量の5倍くらいはあったのではないかという,お菓子三昧の日曜の昼下がり。和気藹々と雑談を交えながら,お菓子もたっぷりいただけるという,いつものモノフェローズイベントとはだいぶ雰囲気の異なる,笑い声の絶えない,ほっとする試食イベントでした。これもモンテールの「お菓子の力」なのかもしれませんね。
モンテールの田川さん,平井さん,WillViiの安藤さん,その他関わったみなさま,おかげさまで,お腹も心も,満たされました。ありがとうございます。
というわけで,
ぜひ,このレビューを「みんぽす」で評価してください。
(「みんぽす」の使い方)
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