「PENTAX Q」と交換レンズのファームウェアをアップデートして，恵比寿ガーデンプレイスのバカラシャンデリアを撮ってみた。

「PENTAX Q」の最新ファームウェアとレンズの最新ファームウェアが11月2日に公開されました。
PENTAX Qが発売されてから初めてのファームアップです。

PENTAX Qの価格，送料込みでもだいぶ値頃になってきました。

「PENTAX Q用ファームウェア、バージョン1.01」
「PENTAX Q用レンズファームウェア　バージョン1.01」
が，同時にリリース。

バグフィックスによる全体的な動作安定性と，日本のオフィシャルページには書かれていませんが，米国のサイトには性能向上(performance and stability)が期待できるとも書かれています。

今のところ，バグらしいバグは，一度だけBCモードでフリーズしたくらいで，あまり困っていなかったのですが，ファインシャープネス設定時の解像感も向上するとのことで，さっそく試してみることに。

アップデートは，あっけないくらい簡単なので，ファイルの移動ができるヒトは，自分でやるといいと思いますよ。

ダウンロードしたファイルを，SDカードのルート（フォルダーじゃなくて）にコピー。

まず，スイッチを入れて，右下にあるメニューボタンを押して，カーソルキーを7回右に。

こんな画面が出てきます。

で，カーソルキーを下に5回

「バージョン情報」をハイライトします。
右にカーソルキーを1回押すと，

現在の情報が現れます。

ルートにあるファームアップのデータがボディ用であれば，
「カメラ」の部分が選択されて，ファームアップできるようになっています。

ファームアップのデータがレンズであれば，
「レンズ」の部分が選択できるようになります。

注意した方が良いのは，ボディ用とレンズ用（01 STANDARD PRIMEと02 STANDARD ZOOM)が，別々のファイルだということ。RICOH GXRだと，ボディ用もレンズ用も一緒なので，迷うことがなかったんだけど，どうにかならなかったのかな，このあたり。03 FISH-EYEなどトイレンズのアップデータはありません。

で，スタートを選ぶと，

「LOADING」表示されて，一瞬「Complete」と表示されて，電源が落ちます。

ここが，ちょっとあっけなさ過ぎて，多少不安になりますが，再びスイッチを入れて，バージョン情報を確認すると

ちゃんと，バージョンアップしています。

コレと同じ事をレンズでもくり返して，準備万端。
出かけてきました。

ちょうど，恵比寿ガーデンプレイスでは，この日，恒例のバカラのシャンデリアの点灯式が行われるところ。

気仙沼から中学生が招かれて歌を披露してくれました。
「僕達は元気です。」
泣きそうになりましたよ。言わせたのは，誰だ？とも思ったけど。
応援してるからね。

第九の合唱とともに，シャンデリア点灯です（これのみiPhoneで撮影）。

魚眼（03 FISH-EYE)を，あえてスクエアフォーマットで。

セピア風のモノクロームで。

バカラのシャンデリアは，とても明るく，周囲はそれなりに暗いので，みなさん，撮影にはとても苦労されているようでした。HDRを使うという手もあるのですが，まぁ，シャンデリアそのものをしっかり写すことに専念してみました。

今年のシャンデリアは，シャンデリア自体の光に加えて，下からの色のついたライトが色を変えながらシャンデリアを照らすという演出付き。好みの色と明るさになるのを待って撮ったのが，この一枚。

星降る夜空のようにみえませんか？
ぜひ，拡大してみてください。なんならオリジナルファイルも。

ファインシャープネスも，巧く効いているみたいですね。
コンデジ並みにコンパクトで，レンズ交換もできて，画質もOK，カメラ内の編集も楽しめる。
PENTAX Q，楽しいカメラです。
値段も落ち着いてきたので，ぜひ，ひとつ，いかがでしょう。
PENTAX Qの現在の価格，送料込み。

PENTAX Qのレポートは，こちらから，どうぞ

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