
富士フイルムの普及クラスのコンデジFinePix F600EXRの価格が,かなりお手頃になってきています。
12月15日現在で,2万円を切るところも。
であれば,今年の「買い」のコンパクト機のひとつだと思います。
FinePix F600EXRの概要は,こちら。
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前機種FinePix F550EXRとの外観上の違いは,

FinePix F550EXR

FinePix F600EXR
レンズまわりの赤いラインが無くなったこと位かな。サイズには変化ありません。
前回から,だいぶ空いてしまいましたが,ちょうど,イルミネーションの季節になってきたので,夜景画像を使いつつ,FinePix F600EXRの実写レビューのまとめをします。画像は,いつも通り,「撮って出し」のJPEG画像です。
「FinePix F600EXR」は,たぶん多くのユーザーが一番使うことの多い「プレミアムEXR AUTO」モードが,旧機種「FinePix F550EXR」の49パターンから,99パターンへと,より詳細に判断して設定を変えてくれるようになっています。プレミアムEXR AUTOには,「SN」,「DR」,「HR」の3つのモードがあります。
まずは,「プレミアムEXR AUTO」モードで,一枚。

FinePix F600EXRは,このシーンを「暗い」と判断して,高感度・低ノイズ優先の「SN」モードに設定してくれました。
それぞれのモードを直接手動で設定することも可能です。

手動で「SN」モードにすると,さっきとは,ちょっと違う写りに。なにか優先される事項が違うのかもしれません。
シーンも「風景」から「プログラムモード」に変わり,シャッタースピードが1/7から1/60秒と早くなり,ISO感度もISO800からISO640へと低くなっています。

明暗差がある場合は,ダイナミックレンジ優先の「DR」モード,

明るいときは,高解像度優先の「HR」モード,
プレミアムオートで,今一つしっくり来ない場合は,SN,DR,HRモードを使い分けてみるのも,ひとつの手かもしれません。
で,実は,感度と露出の設定が,旧FinePix F550EXRと比較して,FinePix F600EXRは,かなり大きく変わっています。