トロワナ・ワイルドライフ・パーク(Trowunna Wildlife Park)で,タスマニアデビルの餌付け,ワラビーとまったり。
翌日は,メルボルンから国内線カンタスリンクで、タスマニア州のデボンポートへ。
宿泊は,ホリデイ・イン メルボルン エアポート(Holiday Inn Melbourne Airport)
ホテルは、空港に隣接しているので、ピックアップを1時間前に頼んでおく。
一人5ドル。空港からの迎えは無料だけど、空港まで送るのは有料なんだそうな。
600m位なので歩けない距離ではないけれど、物理的に歩きにくい位置あるのと、第一、周辺の道路事態が歩くようにできてないので、仕方ない。
このホテルを使うときは、最初は無理せず空港からピックアップしてもらうよう電話をして、位置関係が把握できたら、歩きにトライしてみてもいいかも。
歩くんだったら,パークロイヤル メルボルン エアポート(PARKROYAL MELBOURNE AIRPORT) の方が近くていいかも。
でも、昨日みたいな雷雨のときは、やっぱり歩くのは無理。
で、少し渋滞していたので、出発45分位前に、空港に到着。
メルボルン空港の2回が出発ロビー。
ヒトのいる受付は長蛇の列。
機械でチェックインができるようになっていたので、そちらにトライ。
まず、一連の今回の旅行のフライトの予約番号を入れて、積み込んでもらう荷物の数を入れる。
そうするとBaggage tagとボーディングパスがプリントされてくるので、タグは、いつも見ているようにそれを荷物のハンドルにクルッと巻いて接着。
荷物は、また別の機械で送り込むのだが、そのタグをスキャンできるような位置において、重さが問題なければ、OKという具合。これは,絵的に未来的。
難しくはないのだけれど、ちょっと時間を食った。
さぁ,朝ご飯だ!
メルボルンにもありました,KKD!
で、朝ご飯を食べてから出発ゲートに…、と思ったのが、大失敗。
食べ終わったのが出発の10分前で、あわててゲートに急ぐと、案内板が"FLT CLOSED"
えー?!まだ、5分前じゃない?とか焦って、ゲートの係りのお姉さんに「まだだいじょうぶか?」と聞くと、「あなたたちが最後。みんないらいらして待ってるわよ」ときつい一言。ボーディングパスをスキャンしてもらって、飛行機は、タラップ式のプロペラ機なので、飛行機Dash8まで、文字通りダッシュ。
非常口の隣に座ったので,もしもの際は,扉を開けられる程度に屈強なヒトで扉を開けたり協力できるかどうかを問われるメッセージシートが置かれてました。「大丈夫,ちゃんと理解してるから」と返事をして,機上の人に。
ふぅ。
結果として、乗れたし、飛行機の出発時間を遅らす羽目にはならなかったのだけれど、まぁ、ほんと焦りました。
搭乗開始は20分前から…,だそうです(^_^;)
飛行機の中では、朝ご飯がちゃんと出てくるおまけ付き。
メルボルンからタスマニア北部のデボンポートまでは、約1時間ほどのフライト。
オーストラリアの南東部から240キロ南方の海上にある島です。北海道よりちょっと小さいくらい。
メルボルンは、昨日の続きで曇りだったけれど、タスマニアまでの空はほぼ快晴。
デボンポート(Devonport)の空港のbagage claimは、ベルトコンベア式ではなくて、スーツケースを乗せた荷台でそのまま放置。これもおもしろいね。
デボンポートでは、バジェットにレンタカーの予約をしておいた。
GPSナビもオプションで予約。車は、NISSANのティーダ。
家族3人にはぴったりの大きさ。
トランク(というかハッチバック)の容量は、やや小さめ。
キャリーバッグ1つは、車内へ。
GPSナビは,GARMIN製。これが,結果的にかなり優れものでした。
デボンポートから、反対方向に進んでしまったりして、小さなトラブルはあったものの、本日の宿泊先は、国立公園でかつ世界遺産にも登録されているクレードルマウンテンエリア。
いきなり、クレードルマウンテンでは間が持たないので、ウォンバットやタスマニアデビルに会えるトロワナ・ワイルドライフ・パーク(Trowunna Wildlife Park)へ。
でも,ここからの道がちょっと寂しい。
ほんとにこの道でいいの?というような未舗装の道をガタガタ上っていくと,ありました!
Fousquareでチェックイン。電波はギリギリ届く感じかな。
Canon PowerShot S100のGPSは,衛星をつかんでいるみたいです。
車の中とか部屋の中は,全然ダメみたいですね。
場所のデータを記録としてちゃんと撮っておきたいヒトは,電池の予備があるなら,一日中GPS ONにしておくのがいいかも。
トロワナ・ワイルドライフ・パークは,もうこの地で25年の老舗。公のものではありませんが,タスマニアの動物たち,特に絶滅寸前のタスマニアデビルを育てています。20年ほど前に出版されたタスマニアガイド・ブックでは,違う名前で書いてありました。経営者が変わったのかな?
僕達が行ったときはちょうどタスマニアデビルの餌付けが始まるところでした。
ひょこひょこと,歩き方が可愛いんですよ。
声が,また,クワー,ギャーギャーと,この体格に似つかわしくない鳴き声(笑)。
他の人がここで撮ったビデオですが,鳴き声,恐いでしょ。
ここから「デビル」という名前がついたという話もあります。
タスマニアデビルは,15年ほど前に確認されたデビル顔面腫瘍性疾患(DFTD)と呼ばれる接触伝染性の癌で,かなり個体数が減り,種の絶滅が危惧されています。なので,こういった健康な種を,外来のデビルから隔離しておくというのは,保護と繁殖に役立っているとのこと。
野生のタスマニアデビルを捕獲して,ここに連れてきたのではなくて,怪我をして動けなくなったり,親と離れてしまったようなデビルたちを保護しているようです。
可愛いんですけれどね。人間を襲ったりすることはありません。
基本的に死肉専門。ただし,ウォンバットくらいの大きさの動物は襲うことがあるようです。
ホームページには,石ちゃんが来園したときの写真が(笑)。特に説明はありませんけれど,インパクトがあったんでしょうね(このときのかな?)。動画
園内には,カンガルー(大きさ的にはワラビーかな)が放し飼いにされていて,売っているエサで来園者が餌付けをすることもできます。
のっそのっそと近づいてきますよ。
「えー,エサ持ってないの?」
なんだかワラビーに遊ばれているようですが,気持ち的には,まったり。
園内は,丘陵地帯にあって,かなり広いです。
この森の中で,ワラビーたちが暮らしています。
タスマニアの夏は12月から2月。そんなに暑くはありません。過ごしやすい日差しでした。
ちょっとしたピクニックやBBQもできるスペースもあります。
が,この日は,そんなにたくさんのヒトが来ているわけではなかったので,僕らものんびり。
ただし,どこに行っても,ワラビーの糞が…。
まぁ,そんなに臭うわけではありませんけれど。
大きなネズミのようでもありますが,けっこう可愛い。これも有袋類。
コアラより,動きます。
しっかり抱かれると,安心するのだそうです。
人間の方も,うっとりです。
ウォンバットは,お尻の部分がかなり硬くて,これはタスマニアデビルの攻撃に耐えるためだそうです。
これは,触らせてくれました。
ただし,頭を触ってはいけないとのこと。かなり頭周辺は過敏らしいですよ。
あの牙で噛まれたくないですもんね。
ワイルドライフパークと動物園との違いは,飼育員のヒトが,しっかりとそれぞれの動物の説明をしてくれることと,この自然に近い放し飼い状態かな。ガイドツアーは,一日2時間おきに3回程度あるようです。
タスマニアにいれば,必ずなんらかの動物には出くわすとは思うのですが,タスマニアデビルには,なかなか会えないので,モールクリーク(Mole Creek)や,クレイドルマウンテン(Cradle Mountain)エリアに立ち寄る際には,このTrowunna Wildlife Park,オススメです。
入園料は,大人18ドル。
次は,驚きの鍾乳洞編に続きます。
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