PARIS SERA TOUJOURS PARIS!「エリオット アーウィットが見つめたパリ」
CP+2012のセッションの目玉だったエリオット・アーウィット(Elliott Erwitt)のトークショー。
どっちが主従だかわかりませんが,これに合わせて開催されている銀座のシャネル・ネクサスホールで,「エリオット アーウィットが見つめたパリ」展が開催されています。
Elliott Erwitt's Paris(amazon)
実は,以前にもエリオット・アーウィットの写真展をここに見に行っているのですが,今回も,非常に贅沢な空間での写真展,堪能してきました。
会期は,2月3日〜2月29日(水)まで。
これを見て思ったのが,先にこっちを見て,ヨコハマのCP+2012の彼のトークショーを見に行った人は,ちょっと物足りなかっただろうなということ。
トークショーの内容は,デジカメWatchが詳しくレポートしてくれています。
実は,ネクサスホールでの展示の最後に,彼が彼の写真人生を語るビデオが流れているのですが,先日のトークショーの内容が,ほとんど網羅されてしまっているばかりか,さらに広い範囲をカバーしているんですよね。
でね,トークショーで彼が「フランスの犬には,フランス語で吠えるんですよ」とおっしゃってたのが,そのビデオで,実演されているんですよ。びっくりしますよー。
ほんと,犬が吠えているみたいに聞こえるんですから。
これは,犬とコミュニケーションとれてるな,って思いましたよ。
「写真はコミュニケーション」と彼は,トークショーの最後で締めくくっていました。
で,エリオット・アーウィットの写真って,ものすごいインパクトはないのに,次に見たときに,「あ,これエリオット・アーウィット!」ってすぐ思い出せるものが多いですよね。他の写真家の写真だってたくさん見ているのに,写真を見たときの印象がずっと頭の中に残っている感じなんですよ。
感情を揺さぶられるとかじゃなくて,感情を引き出される感じ。
さすがにいい写真ばかり展示されています。
場所柄,ふだんは,写真展なんていらっしゃらないだろうなぁと思われるおばさま方が,わいわいと写真を見ながら「あら,白黒だわ」とか「犬,いいわね」なんて言っているのが聞こえるのも,また楽しかったりします。
今回の写真展も,かなりワンちゃん登場してますよ。
エリオット・アーウィットの人や街,犬を見つめる温かい眼差しが,写真を通じて伝わって来る,この感触。
ほんと,たまりません。
入場無料なので,銀座に立ち寄ったらなんてことじゃなく,ぜひ,ここを目指して,来て欲しいと思うくらい,オススメの写真展です。
2月29日まで。
ぜひ。
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