PENTAX Q Limited Silverにやられた。

CP+2012で，PENTAXブースの一番人気は，K-01だったようですが，伏兵は，なんといっても「PENTAX Q Limited Silver」。

PENTAX Qの限定シルバーモデル。

心の準備をしていなかったので，すっかりやられてしまいました。

「PENTAX　Q」のカラーバリエーションは，ブラックとホワイトだけだったのですが，唐突に新カラバリモデルとして「PENTAX Q Limited Silver」が，なんと1,600セット限定で発売されます。

「この色，やりたかったんですよね」と，Qの開発者の若代さん。
「いや，この色があったなら，最初から，買ってましたよ。」と僕。
「でも，ちょっと値が張るんです。」

まぁ，カメラカメラした佇まい，僕は，とても気に入ったのですが，かわいらしさということであれば，やはり，白か黒なのかもしれませんが，クラッシックカメラ流行りの昨今，これは，かなりグッとくる人がいるのではないでしょうか。レンズの色も合いますし，なんだか合点がいきました。

でも，CP+では，開発者の方とお話できるのは，ちょっと裏話も聞けたりして（問題のない範囲でですよ），嬉しいですね。

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で，コンセプトモデルではありますが，３つほど，発売が待ち遠しいものがPENTAX RICOHイメージングのブースに。

ちょっと寄ってみましょう。

左は，

PENTAX Q用のTELEPhoto ZOOM（80mm〜200mm程度のズームレンズ）の発表。

と，

PENTAX-Qのマウントキャップレンズ(Mount Cap Lens)
ボディキャップがレンズになっています。

なんとこれも，面白いいきさつが。
PENTAX Qが発売されたときに，同時に出たトイレンズ3種。
トイカメラで撮ったように写る…ハズが，良く写りすぎてしまうという，クレームがでてきたので，急遽開発されたというもの。ちなみに，真ん中の穴には，ちゃんと小さなレンズがついています。
当然，写真周囲の光量が落ちて，今度はほんとにチープな（ほめ言葉）トイカメラ風の写りになるようですよ。

Kマウントのレンズも，645Dのレンズも，Q用のレンズも，今後いろいろと発売されていくようです。

で，Kマウントのレンズ資産を持っているQユーザーに，朗報。

「Adapter Q for K Mount Lenses」

→発売日が決定しました。
→購入しました。

PENTAX Qが発売直前に大阪でその存在が明らかになった，Kマウントアダプターがショーケースの中に鎮座しておりました。アダプター内にメカニカルシャッターを持つので，電子シャッター式で現れることがあるローリングひずみが生じません。電子シャッターでは，CMOSセンサーからの画像データを上から下に順々にライン毎に読み出します。そのため，動きのある被写体やカメラをパンしたときにフレームを横切る被写体があったときに，画像に歪みが生じてしまいます。

メカニカルシャッター撮影は，ライン毎の読み出しをシャッターが閉じた後に行うのでローリングによる歪みが生じないという仕組み。これは喜ばれるね

ブースに展示されていた大きな写真。

このプリント，PENTAX Qで撮影されたのだそうですよ，すごくないですか？

ペンタックスの中の人が，

ウルシ仕上げの645DJAPANを，普段使いしてらっしゃいましたよ。

あとは，発表されたばかりの

PENTAX Optio WG-2

赤(PENTAX Optio WG-2（バーミリオンレッド）)と，

オレンジ(PENTAX Optio WG-2 GPS（シャイニーオレンジ）)。

WG-1との違いは，WG-1の撮像センサーが1/2.3型の有効1,400万画素CCDであったのに対して，WG-2は，有効画素数約1,600万の裏面照射型CMOSセンサーに変わっていること。
さらに高画質が期待できますね。悩む…。

やっぱり黒とオレンジのカラバリが，引き続きかなり人気のようです。

防水タフネスデジタルカメラ「PENTAX Optio WG-2 GPS」および「PENTAX Optio WG-2」は，3月中旬に発売。

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