春一番が吹かなくても，花粉は舞う。

「「春一番」吹かなかった…関東で１２年ぶり」（YOMIURI ONLINE)

気象庁によると、関東地方では今年、「春一番」が観測されなかった。春一番が吹かなかったのは２０００年以来、１２年ぶり。

同庁によると、今年は２月４日の立春から３月２０日の春分まで、低気圧が日本海を何度も通過したが、たまたま条件を満たす南風が関東地方で観測されなかったという。

「春一番」が吹かなかったのは，12年ぶりではありますが，「たまたま」条件が揃わなかっただけとのことで，異常現象ではないようです。
「春一番」の要件は，「立春から春分までの間で，低気圧が日本海で発達して，初めて南寄りの強風（毎秒８メートル以上）が吹き，前日よりも気温が上昇する現象」とのこと。
約50日程度の間に吹かないと「春一番」にならないんですね。知りませんでした。

関東在住の方は，覚えているかもしれませんが，34年前，地下鉄の東西線が，橋の上で脱線・転覆したのも，春一番による竜巻だったとのこと。

で，春分も過ぎても春一番が吹かなかった2012年ですが，春が来ないわけではありません。もう，ここのところ，クシャミと鼻づまりで朝起きる毎日。花が咲くよりも鼻水で春が近づいているのを感じます。

スギが2月から，ヒノキが5月頃まで花粉が飛びますが，気温に左右されるため今年はやや遅めなような気もしますが，暖かい日が続くようになれば，やはりピークは訪れます。今は，ちょうどスギもヒノキも大量に飛んでいる状態のようで，吸い込む花粉の量をなるべく少なくするような対策も必要ですね。

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