Blu-rayディスクレコーダーは,リモコンが決め手。三菱REALブルーレイ「DVR-BZ260」
最近ね,高機能なものが使いこなせてません。
以前は,買ったモノはかなり意欲的に使いこなしていた自覚があるのですが,特にAV関連では,テレビのチャンネル権やら録画権やら,すっかりと家族に取り上げられてからは,SPだのLPだの,EP,XP…もう,なにがなんだかわかりません。なので,いまだにうちのレコーダーは,DVDレコーダーのままです。
それなのに,新しいものを買おうと思うときは,ラインナップの比較表をみては,機能一覧で,最も「○」が多く付いているモノを選びたくなる,この習性…,どうにかならんもんでしょうか(笑)。
ええ,全部の機能を使いこなせるなんて,幻想ですよね。
一部のマニアが喜ぶ機能をてんこ盛りして,フラッグシップ機を出したって,一番売れるのは,普及価格帯の製品だし,力を入れるべきは,そのクラスであることを,三菱電機のセミナーで再確認できました。あ,フラッグシップ機の存在そのものを否定しているのではないので,ご理解下さいね。
で,先日伺った,三菱電機のBlu-rayディスクレコーダー「DVR-BZ260」のイベントでは,三菱が目指しているのは,「取説いらずで安全に使いこなせる」こと。機能性と使い勝手のバランスをとことんまで突き詰めた「白物家電」のコンセプトを,「黒物」にまで広げ,「使いこなせること」こそ「高機能」であると,目から鱗が落ちるお話を聞いたところでした。
→取説いらずで「らく楽」使いこなせる家電を!三菱電機のBlu-rayレコーダー「DVR-BZ260」
今日は,その続きで,いよいよ「黒物」のAV製品で,4月20日に発売される「DVR-BZ260」のコダワリについて,ご紹介します。
「誰にでも使いやすい家電」を,購入するときに重視するポイントとして考えている人は,75%。
DVD・BDの取扱説明書が難しくて読む気にならないヒト,72%。テレビの取説を読む気にならないヒトは66%。
便利な機能を使いやすくして欲しいと考えている人87%。
白物家電は,全自動で,使いやすくて,ボタンは,すべて専用ボタンで間違えることがないように工夫されていますが,黒物家電では,カスタマイズして自分なりに使いやすくしたり,多機能に対応するためにボタンは,いくつか機能を持たせた汎用ボタン…なんてこともありました。どちらが使いやすいかは自明ですね。
取説を見なくても,だれでも高機能を使いこなせる商品を目指して,白物家電の使いやすさを黒物家電へも展開することになりました。
三菱電機の白物の良さが黒物に受け継がれたポイントは,
3段階の速度から選べる音声ガイド,
リモコンの全ての数字に膨らみがあって識別しやすい
決定ボタンのまわりの溝,
声ハッキリ機能(いや,耳鳴りで悩んでいる僕には,この機能たまらなく魅力的です)
などなど。
「音声ナビ」でわかりやすくしているのも白物の良さを黒物に活かしているところ。
で,
レコーダーで,一番使われるのは,リモコン。
リモコンは,ユーザーインターフェースの全て。
ここに,三菱電機の思想を詰め込んでいます。
その名も「くるっとリモコン」
こちらは,白の面。
レコーダーは,これで操作します。
くるっとひっくり返すと,
テレビを操作する面が現れます。
表と裏で,機能が別。でも,一緒に使うことが多いテレビとレコーダーのリモコンを一つにしてしまったのが,この「くるっとリモコン」。もちろん,他社製のテレビでも操作できるようになっています。
実は,ここまで来るのが,けっこう大変だったみたいです。
歴代のリモコン。
うちのに似たのもありますね。
液晶画面のリモコンなんてあったんですね。
スマートフォンが流行っている,今風ですね。
とにかく,シンプルに,ボタンを少なくという思いからだったようです。
三菱電機のリモコンが変わったのは,実は,白物家電担当だった営業部長が,黒物部隊に来たとき。
なんだか親近感が湧きますね!
この「白物」家電出身の営業部長が使いこなすことができるリモコンというのが,ひとつの目指すところとなりました。いや,よかったじゃないですか!
両面リモコンの「くるっとリモコン」は,
ただ単に,テレビのリモコンとレコーダーのリモコンをくっつければいいってもんでもなく,厚みや機能,ボタン,電池,さまざまな部分から,検討が加えられました。
すごいのは,このリモコン,加速度計が内蔵されていて,自分が今テレビリモコンの面が上なのか,レコーダー面が上なのかがちゃんとわかっていること。くるっとひっくり返されたら,そちらの面が操作できて,裏面のボタンは押しても機能しないようになっているんですよ。斜め使いもOK。
大きくわかりやすい文字ボタン,
シートボタンなので水滴や汚れにも強く,メンテナンス性に優れています。
さらには,なんと!
ストラップホールまで付いています。
車椅子のヒトがひっかけられるように,またお年寄りがわかりやすいところにぶら下げておけるようにとの配慮だそうです。
これも,いいですね。
商品企画の久保夏子さん,AV機器製造部・開発者の勝見浩一さん,濱田慎司さん,
もっとたくさんの方が,モノフェローズを出迎えて頂いたのですが,みなさん,とてもフレンドリーで,何でも質問に真剣に答えてくれました。
で,「チャンネル権,録画権を奪われたお父さんのための秘密コマンド」を,ぜひつけてもらえるよう,こっそりお願いしておきました(笑)。
便利だなと思ったもう一つの機能「グット楽容量アップ」は,
外付けハードディスクを内蔵のように使えること。
この三菱REALブルーレイレコーダー「DVR-BZ260」の内部のHDDの容量は500GBなのですが,録画容量を増やしたいという多くのユーザーの思いに応える形で出てきたのが,外付けハードディスク使用可能なレコーダー。
でも,三菱電気の「DVR-BZ260」は,録画するHDDを指定したり,PCのようにフォルダを作成したりして,取扱説明書が必要になりそうな操作は,ありません。
外付けHDDをつけておけば,内蔵のHDD容量が少なくなると,自動で古い番組から外付けHDDへムーブして,内蔵HDDの空き容量を確保します。
レコーダーに電源が入っていない時間帯を使って,自動で録画した番組をムーブしてくれます。
嬉しいのは,内蔵と外付けのHDDのどちらに録画したのかを思い出さなくてもいいこと。
再生リストからは,全く見分けが付きません。
レコーダーを操作していて,3秒間キー操作がないと,音声で操作方法をガイドしてくれます。
至れり尽くせりですね。
リモコンのインターフェースをとことんまで「使いやすさ」をキーに作り上げ,レコーダー機能も,難しいことを考えずに使いこなすことができる「DVR-BZ260」。録画権のない僕にむけて作られたレコーダーのような気がしますよ。
というわけで,
ぜひ,このレビューを「みんぽす」で評価してください。
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