Canon PowerShot S100の夜桜ライトアップは，ホワイトバランスをマニュアルで！: まわりぶろぐ

東京は，あの台風のような嵐の後，一気に花が開いてきました。

平日は，なかなか昼間にお花見とはいかないかもしれませんが，夜は仕事帰りに，ちょっとフラフラと，夜桜見物といきたいものです。

Canon PowerShot S100を持って，夜桜のライトアップを撮ってみました。

基本は，オートホワイトバランスでいいのですが，街灯の色によっては，まわりの灯りとミックスされることによって，白からピンクのサクラの色が…，

こんな感じに，緑色っぽくなってしまうことがあります。

これは，PowerShot S100に限ったことではなくて，デジカメにサクラ専用のカラーモードやホワイトバランス調整機能がついていればいいのですが，そうでもないときは，ホワイトバランスをオートから，光源の色に合わせた設定に変えてあげる必要があります。

S100をAUTOモードで撮影している時は，ホワイトバランスの設定ができない代わりに「MENU」ボタンを押すと「水銀灯自動補正」が，AUTOモードの時のみ設定項目として現れるので，これを使うという手もありますが，自由度の高いPモードが好みで撮られている方も多いと思います。

PowerShot S100のホワイトバランスの項目は，太陽光，くもり，電球，蛍光灯，蛍光灯H，ストロボ，水中…と，かなり細かく用意されているので，画面を見ながら一つずつ試してみて，一番合うものを選べばいいのですが，それでも上手くいかないときは，「マニュアル」が用意されています。

「マニュアルは，難しい…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが，PowerShot S100のマニュアルは，マニュアル設定画面で，白い物に画面に表示されたスポットを合わせて，「白データ取り込み」のRING FUNCのボタンを押すだけ。

とても簡単です。

緑色っぽくなったサクラを「白」として，マニュアル設定しました。

で，これで撮ると，

だいぶ改善されたのが，おわかりになるかと思います。
サクラのトンネルのピンク度もアップしてます（笑）。

あと，どうにも上手くいかないときは，プログラムモードで選択できるフラッシュの「スローシンクロ」技も。

ストロボの色で，他からの色を無理矢理消しちゃうことも。
花までの距離は，できれば2.3m以内で。
背景まで明るく写ってくれるので，取り方によってはちょっと不思議な雰囲気の写真になることも。

ま，これはオマケですが，
他のデジカメでも，桜の花びらを「白」として設定するマニュアル技が使えることがあります。
試してみてくださいね。

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