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金沢21世紀美術館 松涛庵

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PENTAX K-7 + SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM

せっかく思い出したので,金沢21世紀美術館に併設された「松涛庵」の写真を幾つか。

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ええ,真夏です。

金沢には,「イェッペ・ハイン・360゜」の展示を見に,ふらっと行ったのですが,美術館自体がとてもピリピリした感じで,あまりホスピタリティを感じることができなかったのが残念だった以外は,金沢には,とても魅力的なところがたくさんあったので写真はいろいろ撮ってましたが,まぁ,忙しさとか体調のこともあって,そのままにしてました。
すみません。

他にもそんな写真が多いんですけれどね。
徐々に出していきます。季節を気にせず(笑)。

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この建物は江戸時代末期,加賀藩13代藩主 前田斉泰により,江戸根岸の隠居所「冨有園」の居室として建築されたもの。

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昭和54年に鎌倉から,金沢市内に移築され,平成13年(2001)金沢市が取得したものだそうです。

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美術館とは正反対で,ゆったりした時間が流れています。
あ,これは,個人的な感想なので,気にしないで下さいね。
「合わなかった」というだけなので。

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コケも,ツンツンしてて,元気そうです。

カメラを最初に買ったときについてくるキットレンズなどでは,望遠側にズームするとレンズのF値が暗くなるものが多いのですが,このシグマの「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」レンズは,ズームしてもレンズの明るさがF2.8と変わらないとても高品位なレンズです。

レンズは,F値が明るいほど,被写界深度(ピントが合っているようにみえる距離の幅)は浅くなります。つまりボケやすくなるということ。F2.8というのは,比較的「明るいレンズ」なので,フォーカスを合わせた被写体以外のまわりがボケてくれることにより,被写体を強調することができます。

こんな風なボケ具合もほっとしますね。さらにこだわるヒトには,フレーミングをズームで変えるときに露出が変わらないのは,ありがたいポイントでもあります。

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オートフォーカスは,超音波モーターによる駆動なので,とても静か。
マクロレンズではないのですが,赤とんぼ,もうちょっと寄れそうですね。

SIGMAの「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」は,広角17mmをカバーする,手ブレ補正機構を搭載した大口径標準ズームレンズです。全長が91.8mmとコンパクトなサイズなので,金沢ではこのレンズをつけっぱなしで歩き回りました。

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松涛庵は,天井や柱が紅殻塗りであったことから「赤い間」と呼ばれていたのだそうです。

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そんな名残のような場所も見つけました。
こちらは,山宇亭(さんうてい)・腰掛待合と呼ばれるところ。

SIGMA 「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」は,近い被写体を17mmの広角で捉えると,「画面いっぱいにたくさん入れ込みたい」という欲求には応えてくれるのですが,こんな感じに台形が強調(デフォルメ)されて,プロポーションが記憶とだいぶ変わってしまうところが,ちょっと気になるところ。広角レンズとはそういうものだと言われれば仕方がないのかもしれませんが…。

2012年2月に,このレンズから手ぶれ補正機能を省いた「17-50mm F2.8 EX DC HSM」が,ペンタックス用に発売され,「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」は,生産終了しています。ペンタックス用は,ボディ内手ブレ補正機構が利用できるので,実質的にそれほど大きな違いや問題はないと思います。

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「腰掛待合」は加賀八家の一つである長家の本邸から同所に移築されたものといわれています。
平成14年に,金沢市に寄贈されたそうです。

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松涛庵,山宇亭,腰掛待合は,現在も茶室として利用することができます。

次は,インパクトのあるデザインの金沢駅に続きます。

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