「カメラを使いこなす」って,どういうことなんだろ?
「カメラを使いこなす」
どういう状態なら,使いこなせているといえるでしょうか?
一般的には,シャッターを押したら自分が思っているとおりに撮れていれば,「使いこなせている」状態でしょう。
でも,「自分が思っている以上に」撮れていることってありますよね。そういうことが多く続くようになれば,やはり,これも「使いこなせている」状態でしょう。
でも,上手く撮れていても,なんか腑に落ちない事ってありませんか?
それってもしかしたら,「カメラに使われている感じ」なのかもしれません。
写真が上達していくのは,大きくわけて,3つのステージがあると思います。
1.ありのままに撮る
ことは,それほど難しいことではありません。
最近のカメラはかなりお利口さんなので,オートでもなんとかなってしまいます。
とはいえ,まだ「カメラに使われている状態」です。
でも,
2.自分が見えているように,見せたいように撮る
のは,カメラと写真の仕組みを理解して,光を操りカメラを使いこなせるようにならないと難しいかもしれませんね。見せたい部分を強調したり明るさを変えたり焦点を合わせる「意志」が写真に反映されないといけませんよね。
で,
3.写真を見てくれるヒトに自分の感動が伝わるように撮る
これが,ちょっと難しい。
「2」を意識し過ぎちゃうと,かえって撮れなくなっちゃうこともあります。逆に「1」の勢いだけでも伝わることもあります。感動のエッセンスを伝えるためには,撮影後のレタッチも必要かもしれません。
1と2と3は,時間や経験で順番に並んでいるものではありません。
2が後まわしになることだってあるかもしれないし,1が2の次だったり,いきなり3ができちゃったり…。
たぶん,1,2,3は,らせん状につながっているような気もします。
カメラも,新しいのが欲しくなりますしね(笑)。
自分が見えている世界を,カメラを通じて,写真として見てもらう。
松ぼっくりが見えていても,伝えたいのは,松ぼっくりの形じゃなくて,それを見ている自分の気持ちなのでしょうね。でも,それに気がついていないこともありそうです。
自己満足の写真だって楽しければ,それでも十分なのですが,自分がなにかに動かされて撮った写真ですよね。その感動を,誰かに伝えてみませんか?
カメラを使いこなすだけでなく,いかに見てくれる人に伝えるかということも,重要なポイントです。
自由自在にカメラを使いこなせるようになれば,タイミングを逃さず,感動が伝わる確率を上げられることでしょう。
写真のレッスンでは,そんなことを考えながら,一人一人のステージに合ったコーチングを心掛けています。
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初回の60分の体験レッスンは無料です。
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コメント
こんにちは
うーんやっぱり受けたいHamachiさんのコーチ!
入会金なしの個人契約でお願いできませんか?(笑)
冗談はさておき、ブログ見ながら勝手にHamachiさんの事を師匠だと呼ばせて頂いています!
別件ですが、トラックバック(いまいちよくわかっていませんが)させて頂きたいと思います~m(_ _)m
投稿: kenzo | 2012.08.26 17:11
kenzoさん,ブログを始められたんですね。
開設おめでとうございます!
カメラ教室は,スケジュールが合うようでしたら,ぜひご検討下さいませ。
トラックバックは,記事内に言及リンクがないとはねてしまっていますので,よろしくお願いいたします。
投稿: HAMACHI! | 2012.08.27 01:11