アンディ・マレーが,ウィンブルドンで「金」!
世界ランキング第4位で,ロンドンオリンピックでは第3シードの,イギリスのプロテニスプレーヤー,アンディ・マレーが,男子シングルス決勝で,ロジャーフェデラーと対戦して,第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)に6-2,6-1,6-4のストレートで勝利。
つい先日行われた今年のウィンブルドン決勝でも,フェデラー対マレーのカードで,イギリス人の悲願「ウィンブルドンでイギリス人選手が優勝」を達成することができませんでしたが,なんと,ロンドンオリンピックでは,そのテニスの聖地「ウィンブルドン」が会場。
アンディ・マレーが,世界トップの座に,つくことができました。
どちらの勝利が重いかは,難しいところですが,76年ぶりのウィンブルドンでの地元勢優勝か?!とかなり盛り上がったところで,悔しさをのみ込んで,リセットして臨んだロンドンオリンピック。
まだグランドスラムでは無冠のままのマレーが,地元ロンドンで,たっぷりの声援を受けて,優勝できたこと,ストーリーとしては,できすぎですが,きっとマレーの今後の自信につながることでしょう。
実は,イギリス人男子シングルスの金メダルは,108年ぶりなんですって。
このあとすぐにUSオープンですし,ひょっとすると,ひょっとするかもしれませんよ。
4大大会のすべてで優勝することを,テニスで「グランドスラム」と言いますが,さらにオリンピックで優勝すると「ゴールデンスラム」というのだそうです。
実は,フェデラーもこの「ゴールデンスラム」がかかった試合でした。
ウィンブルドンで優勝,世界ランク1位に返り咲き,オリンピックでも?!とロジャーファンからも大きな期待がかかりましたが,準決勝で,デル=ポトロ(アルゼンチン)と6-3,6-7 (5-7),17-19という壮絶な戦いをした後だったから,仕方がなかったかもしれません。
準々決勝で第15シードの錦織圭にストレートで勝っていたデルポトロは,3位決定戦ジョコビッチに勝利して,銅メダルを手にしています。
女子のシングルスは,なんとセリーナ・ウィリアムスが優勝,同時に「ゴールデンスラム」を決めています。ウィリアムス姉妹は,3度目のダブルスでも優勝。すごいけど,つまんない…。
銀メダルのシャラポワも,「ゴールデンスラム」がかかった試合だったのですが,全く相手になりませんでした。うーん…。ウィンブルドンから,すごい集中力ですね。銅メダルは,アザレンカが手にしました。
男子ダブルスは,ブライアン兄弟。
これもゴールデンスラムです。おめでとうございます。
そうそう,イギリスでは,ロンドンオリンピックで自国選手が金メダルを獲得すると,切手を発行するんだそうです。さっそくアンディ・マレーの切手が発行されたようですよ。
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