対kobo Touch対抗新機種,ソニー電子書籍リーダー「Reader」「PRS-T2」
価格面では,kobo Touchにだいぶ差を付けられていたSONYの「Reader」。
PRS-T1発売時当時の価格は1万9800円。
楽天に引きずり出された感もありますが,「PRS-T2」は,1万円を切る価格で登場しました。
しかも,これまでの機種も,価格改定で,よりおサイフに優しくなりました。
→電子書籍リーダー Wi-Fiモデル
「PRS-T2」は,PRS-T1と同じように,Wi-Fi(無線LAN)のみに対応する「Reader」です。
「PRS-T2」の新しい点は,
○独自のアルゴリズムを用いることで,e-ink電子ペーパーの特性として必要な,画面の白黒反転を,最大15ページに1回に低減したこと。
○操作ボタンが大型アイコン化したこと。
○一度の充電で最長約2カ月の読書が楽しめるスタミナ性能をもったこと。
○Facebookでお気に入りの本の感想などを簡単に共有することや,Evernoteで保存しておいたブログやニュースなどが読めるようになったこと。
○Android搭載スマートフォンなど別の端末で,続きのページから読める同期機能がついたこと。
など,かなりこれまでのモデルを強化した電子書籍リーダーになっています。
リリースを読んで面白いなと思ったのは,
「“Reader”で読めるコンテンツを提供するソニーの本屋“Reader Store”は、約63,600冊」
と,未だに約束の「8月末に6万冊」にほど遠い楽天のkobo Touchとストアを意識しているかのような提示。
あと,「ソーシャルメディア」の件もそうですね。
で,価格が従来の約1/2に。大きいですよね。PRS-T2(国内版と多少違うようですが)は,米国などでは129ドルで販売しています。下げざるを得なかったところも多分にあるでしょうね。
まぁ,これから出てくるKindleのこともあるから,ソニーがいつ仕掛けてくるか楽しみで,8月半ばに新製品のウワサが出ていたので,待っていたんですよ。
サイズと重量は微妙に変わっています。PRS-T1の最大外形寸法は,幅110×高さ173.3×奥行X9.6mm。PRS-T2の最大外形寸法は,幅110×高さ173.3×奥行10.0mmで,最薄部9.1mm(PRS-T1は8.9mm),質量約164g(PRS-T1は,168g)。
メモリサイズは2GBで変わらず。使用領域が約1.4GBから1.3GBへと,若干減ってます。
オーディオ端子は非搭載とのことですが,まぁ,スマートフォンもあるし,このあたりは割り切って使えばいいですよね。
"Reader"「PRS-T2」は,9月21日発売です。
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