駅舎がリアルなスクリーンに!「TOKYO STATION VISION -トウキョウステーションビジョン-」
いよいよ10月にグランドオープンを迎える,東京駅丸の内駅舎保存・復原工事の完成を祝う記念イベントで,高精細なフルCG映像を,東京駅の駅舎そのものをスクリーンにして,投影するというモノ。
20:00/20:20/20:40と3回上映される予定が,あまりにヒトが集まりすぎたので,夜の8時からの予定を早めて1回目が上映されたうえに,3回目は,混雑を理由に中止されてしまうというほどの人気ぶり。
東京駅の丸の内側は,車道もあって,実際には,安全に見られる場所が限られているので,歩道からヒトがあふれてしまっている状態では,安全を確保できないという判断だったようです。
想定していたのは,約2000人。でも,実際に集まったのは,収容できる人数の5倍の約1万人。
あの時間は,車をシャットアウトすべきだったと思いますよ。
「TOKYO STATION VISION -トウキョウステーションビジョン-」の映像のテーマは「時空を超えた旅」
自分が見ているモノが本物だと思っていたら,それが映像として動き出したり,実際にはありえないものが,リアルに表現されたりと,まぁ,実際のモノを見て頂きたいくらい,エキサイティングな映像技術ですね。
プロジェクションマッピングは,ここ1,2年でかなりいろいろなところで使われるようになってきたもので,立体的に凸凹した建物をスクリーンとして,そこに違和感の無い映像を映し出すワケなので,建物の地の色や性状の影響をキャンセルできるような,かなり高輝度,高コントラスト,高精細なプロジェクターが必要になります。使われたプロジェクターは,なんと46台!
真っ暗な駅舎に少しずつ明かりが灯り,行きかう人々の影が窓から見える…なんてのが,映像だなんて思えないほど,真に迫っていて,ぐいぐいと魅せられます。すごいなぁ。
2日間だけのイベントなんて,ちょっともったいないくらいです。定期的にやって欲しいくらい,よくできていますよ。本日も開催されると思いますが,早めに観覧場所を確保して,最新鋭のプロジェクションマッピングを堪能してください。
お天気がちょっと怪しそうですが,写真を撮りたいのであれば,三脚を立てるスペースを確保することは難しいので,高速連写した数枚の画像を1枚に重ね合わせるような手持ちの夜景撮影に強いカメラと明るいレンズを持って行くのが良さそうです。
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