SONY「NEX-5R」「NEX-6」特別体験会に行ってきた。

ハロウィンの余韻に浸りつつ，「デジタル一眼カメラ“α”『NEX-5R／NEX-6』先行展示＆特別体験会」に，ふらっと行ってきました。

NEX-5R

会場では，NEX-6一台とNEX-5R数台が自由に触れるようになっていて，ミニチュアのレーシングカーが走るところを撮影して，すぐに大型の液晶テレビに画像を送信して見られるようになっていました。

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NEX-5Rは，NEX-5シリーズの流れで，メインストリームになるデジタル一眼。
液晶モニターを前面に向け自分撮りができること，Wi-Fi（IEEE 802.11b/g/b）でスマートフォンや対応テレビに撮ってすぐ画像を送れること，アプリをダウンロードして機能を拡張できることなどが，特長。

NEX-5RもNEX-6も，Wi-Fi対応で，アプリで後から，機能を追加できるようになっています。
デモを見たのですが，有料のアプリで，静止画の一部が動画のように動く「シネマフォト」は，tumblrなどでもちょっと話題になっている画像で，これが，カメラとアプリだけで，簡単にできるなら，NEXのカメラ，ちょっと欲しいなと思いました。

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NEX-6は，NEX-7の下位機種で，NEXシリーズで，初めてモードダイヤルを搭載しています。
これまでのNEXのカメラは，初心者向けということで，ダイヤルに機能を振ったメニュー文字が書かれておらず，背面液晶で項目を選ぶためのダイヤルと項目を選択する多目的ボタンで操作，あるいはタッチパネルでの操作がメインでした。

が，一眼レフカメラをある程度使っていると，やはりモードダイヤルとか，シーンセレクターとかは，ダイヤルにある文字を見て操作することが多く，液晶パネルを見ながらというのは，階層が深いところに設定項目があるときは，ややまどろっこしいところがありました。
たぶん，そういうニーズがあるだろうということで，操作性やパーツの視認性を考えて作られたモデルではないかと思います。

モードダイヤルの下には，もうひとつコントロールダイヤルがついていて，コントロールホイールとともに，設定を即座に変更できるようになっています。これがNEX-6のメリットかな。NEX-7よりもさらに直感的に使えるような気がします。

NEX-6は，さらに，フラッグシップモデルのデジタル一眼レフα99と同じスペックのEVFで，ファインダーを覗きながら，撮ることも可能です。

パワーズームレンズの「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」（35ミリ換算24～75ミリ）が装着されていたのですが，薄くて静かな動作音なのはいいなと思ったけど，ズームリングを回転してから，ちょっと遅れてズームが始まるのが，ちょっと違和感がありました。使い方間違ってたのかな？カバーする画角は，キットレンズとしては魅力的ですね。つけっぱなしにする人が多くなりそうだけど。ズームしたときには，フォーカスエリアを中央固定式にできない（？）のも気になった部分。

NEX-6は，有効画素数1,610万画素，AF方式にファストハイブリッドAFを採用，エリア分割NRで最高感度はISO25600，連写性能はAF追従10コマ/秒，内蔵ストロボとEVF搭載と，画素数を除くスペック的にはNEX-7を越えている部分もあるミドルレンジのミラーレス一眼カメラです。

NEX-5Rは，有効画素数約1,610万Exmor APS HD CMOSセンサー，ファストハイブリッドAF，エリア分割NRで最高感度ISO25600，液晶モニターは180度チルト式3型感圧式タッチパネルで，内蔵ストロボとEVFが非搭載。レンズ交換式一眼カメラを使い始めるには十分すぎるスペックですね。

→縁あって，SONY NEX-5Rを発売前に実写レビューすることに！

11月3日からは，11月16日発売の35mmフルサイズセンサー搭載コンデジ「サイバーショットDSC-RX1」も，実機を展示するとのこと。もう一回，行かなくちゃ。

そうそう，「Sony World Photography Awards」の写真展が，8FコミュケーションゾーンOPUS（オーパス）で開催されています。
僕がいいなと思ったのは，「Dancing Queen」という写真。
液体の瞬間を捉えた美しい写真なのですが，どうやって撮るんだろう？
見応えのある写真が適度な枚数でセレクトされて見られるので，オススメ。

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