SONY NEX-7とオールドレンズで,「みらSATOミュージアム」の街を撮る<実践編>
昭和の街並みを模した「みらSATOミュージアム」で,ミラーレス一眼カメラのSONY NEX-7とオールドレンズを体験するイベントに参加してきました。
→SONY NEX-7とオールドレンズで,未来に続く懐かしい「みらSATOミュージアム」の街を撮る<基本編>
僕の前に置かれていたのは,Nikon F Ai Nikkor 50mm F1.4SというレンズがつけられたNEX-7。どうやら1970年代のレンズのようです。
NEX-7に,マウントアダプターを介して,オールドレンズを使うヒントを教えて頂いて,いよいよ,撮影に出かけます。(といっても,隣の部屋みたいなものなのだけれど)
こういう,カッチリした作りのレンズって,今は見かけないですよね。
これ以下の画像は,すべて撮って出しのJPEGファイルです。
あれぇ?
こんなによく撮れちゃっていいの?
ってくらい,良く写ります。
これは,NEX-7の解像度が高いことと,Nikkorレンズの性能が高いからなのでしょうね。
もちろんAFは使えないし,手ぶれ補正も効かないので,前回教わった,2ステップで拡大する技を使って,しっかり構えて撮りました。
なんかね,もう,あっけないくらい簡単に撮れます。
いや,申し訳ない…。
こんな感じで,薄暗くて,もっと苦労するかと思ったのですが,コツさえつかめれば,明るいF1.4というレンズだけあって,どんなところでも撮れそうです。
デンキ式アイロンですよ,奥さん!
流石に電気じゃないアイロンは知りませんが、画期的だったんでしょうね。
お祭りの夜店,楽しかったなぁ…と,だんだんノスタルジックな気分に。
石炭?あ、カタチがレンズ状なので、豆炭ですね。言葉では聞いたことがあるけど直で見たことは,覚えがないなぁ…。
ライトに露出を合わせると,まわりが暗くなりすぎるのですが,NEX-7が,良い具合に調整してくれました。
取っ手もノスタルジック。
と思いきや,これは,ちょっと教室のような仕掛けで,ガラスに映るデジタルな表示とのギャップが面白いですよ。
出っ張る大根。比較的開放で撮っているので,被写体を選んで焦点を合わせると,浮かび出るような感じにも見えてきます。
このトラジマのロープは,今でもどこかで見かけるような気もしますね。
お米屋さん 看板と暖簾が味がありますね。
オールドレンズで撮っているからでしょうか。
NEX-7のオートホワイトバランスの性能もいいですね。光源の色はある程度活かしつつ,やり過ぎない感じです。
逆に,現行レンズだと写り過ぎちゃうかもしれませんね。いや,フラッグシップのカメラですから,当たり前と言えば,当たり前なのですけれど。
Nikon F Ai Nikkor 50mm F1.4Sは,ボケ具合がとても,綺麗です。
デジタル全盛期の今でも,標準レンズ(よりは,ちょっと画角が狭くなるけど)として,十分使えそうです。
せっかくなので,この「みらSATOステーション」の目玉のジオラマも,こいつで撮ってみましょう。
焦点を被写体に合わせて,拡大してピントを調整して,シャッターを押す。
もう,これだけです。
ちょっと比較で,NEXの標準ズームの18-55mmで同じような感じで撮ってみましょう。
「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS」
単焦点レンズとズームレンズなので,あまり比較にならないかもしれませんが,どっちが好きか聞かれたら,Nikon F Ai Nikkor 50mm F1.4Sの方かなぁ…。
いやぁ,よく写るレンズです。
とても40年前のレンズとは思えません。
もう一回,比較で。
Nikon F Ai Nikkor 50mm F1.4S
ね,だんだん,ニッコールの写りが,じわじわ来ませんか?
ジオラマだけど,「Nikon F Ai Nikkor 50mm F1.4S」の方が,よりリアルに見えてきたり…。
いや,おっさん入ってますからね。古いレンズに肩入れしたくなる気持ちも,もちろんありますよ。
まるで「ジオラマモード」?と思えるほど,ぴったりなボケ。
面白いですね。
ま,カラーだと,今のレンズとしても遜色なさそうで,人によっては面白みがないと感じるかもしれないので,ちょっとNEX-7のエフェクトを使って,より「ノスタルジック」に,仕上げてみましょう。
「みらSATOミュージアム」の館内は,空の色が夕方から夜にかけてのマジックアワーっぽく徐々に変わっていきます。
なので,「夕焼けモード」で設定してみたら,こんな感じ。
アイテムが色づいて,いい雰囲気になります。
こっちは,「閉店間際」って感じかな。「スタンダードモード」で。
今度は,モノクロームにしてみましょう。
あー,英文字って,やたらと格好良く見えた時期がありましたよねぇ。
あっち側の人になっちゃいましたが,むこうでもスーダラ節,歌ってるかなぁ?
オールドレンズを使って,モノクロームってのは,もしかしたら,本来の使い方ですよね。
まぁ,レンズによって得手,不得手はありそうですが,この「Nikon F Ai Nikkor 50mm F1.4S」というレンズ,なんでもそつなくこなせそうです。
もし,自分が手に入れたら,やはりモノクロームでとってあげたいなぁと思っているあたり,オールドレンズ沼にすでに片足のみ込まれてますね(笑)。
他にも,3本ほど,短時間ですが,レンズを借りて,館内を撮っていますが,それは,また別の機会に,オールドレンズの選び方などと一緒に記事にしてみます。
オールドレンズって,デジタル時代には,使い物にならないんじゃないかな?って思ってましたが,どうもそうでもなさそうで,講師の澤村 徹さんに,「どんなときに,オールドレンズを使うんですか?」と質問をしたところ,「プライベートはいつも」というお答えが帰ってきました。
もちろん,速写や正確さが要求される,お子さんの運動会には,最新のデジタルカメラとそれに合ったデジタル用のレンズをもって行かれるそうですが,それでも,サブとして,オールドレンズをつけたNEX-7を持って行かれるようです。
2週間ほど,NEXの最新シリーズのNEX-5Rを借りる機会があったので,NEXとオールドレンズの組み合わせ,かなり気になり出しました。レンズを買うか,カメラを買うか,ちょっと迷うところですが,ミラーレス一眼なら,マウントアダプターを変えることで,同じレンズが他のカメラにも付くようになるので,いろいろな組み合わせを試してみたくなりますよね。あー,危ない,危ない(笑)。
現行のレンズだと,NEXシリーズは,カッチリ,ドライなほどに写るのですが,オールドレンズを使うと,ちょっとウェットな感じが加わるような気もしました。フィルターとかエフェクトとかレタッチ無しで,こういう絵が撮れるのは,楽しいですね。
澤村先生,ソニー,「みらSATOステーション」,WillViiスタッフの皆さん,モノフェローズの参加者の皆さん,貴重な体験をさせていただき,ありがとうございました。今,オールドレンズの楽しさが,じわじわきてます。
また,こういう機会をぜひ設けて下さいね。
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