手に馴染むFUJIFILM XF1で,いろいろ撮ってみた。
FUJIFILM XF1を借りて,毎日持ち歩いては,パシャリ,パシャリと写真を撮ってます。
コンパクトで,でも普通のコンデジより画質は確実に良くて,レンズは明るいし(広角端でF1.8の明るさ),簡単に撮れる,
さらに,こだわろうと思えば,いろいろと設定を変えることもできるという,カメラ初心者から,ハイアマチュアまで,広く,長く使えるカメラに仕上がっています。
まずは,この佇まい。
ボディにはアルミ。ヘアライン処理とか,たまらないですよね。
外装には皮の風合いがきちんと伝わってくる合成皮革。
凹凸の少ないボディの割に,しっかりホールディングできるように考えられています。
これをスタイリッシュというのかは,わかりませんが,カラバリの中では,赤と黒が特にしっくりくるような気がします。
マニュアルのズームリングを回して,電源オンになるのも,だいぶ慣れてきました。
最初よりは,ひっかかることも少なくなってきたので,やはり,多少,「アタリ」が取れてきたのかもしれません。設定項目の「消費電力設定」に,「クイック起動」というモードがあります。これを使うと,0.55秒で起動します。
ズームがマニュアルなので,一度,AFが合った後でも,切り取りたい画角を探しつつフレーミングを変えつつ,ズームリングで調節することもできます。これ,マニアックですね。でも,かなり便利です。
この赤のポイントとポイントが合った位置が,「収納モード」でレンズがロックされた状態。
フルフラットに近い状態になるので,カバンの中やポケットにすっと入れられる形状になります。
ちょっとだけリングを回すとロックが解除されます。ただ,素人考えですが,「ちょっとだけ」過ぎるんですよね。もっと回る量が多くて,「遊び」があると,わかりやすく使い易くなるような気がするんですけれど。
ここから,ズームレンズを前方に引き出すと「スタンバイモード」。「STANDBY」の文字が見えるようになります。僕がお借りした新品の場合,引き出すときに焦点距離の数字が出てくる部分が若干引っかかるような感じでした。
引っ張り出したところで,さらに「ちょっとだけ」リングを回して「STANDBY」の文字と赤いポイントが合うようにするとレンズが引っ込まなくなります。
ここでは,まだスイッチは入ってません。
さらに25mmの位置まで,レンズリングを回すと,電源ONになって「撮影可能モード」です。
ただ,ここも急いで一気にくるりと回すと,どうもカメラがついてこないことがあって,電源が入らないことがありました。その時は,もう一度,スタンバイモードに戻して落ち着いてやりなおせば,使えないってことはありませんでした。ま,これも,FUJIFILM XF1の「クセ」として覚えることができる程度の気になる点です。
望遠は,最大で100mm相当。超解像ズームで200mm相当になります。
ここまでの動作では,右手でモードダイヤルやコントロールボタン類の付近を,左手でずっとレンズを持っていることになるので,実は,カメラブレ,手ブレを結果的に防止することにもなっているように思います。
しっかりホールディングするための余計な出っ張りとかも要らないので,手に馴染む,よく考えられたデザインだと思います。
また軽く実写レビューを。
大口径で非球面の超高屈折率レンズを含む6群7枚のすべてのレンズはガラス製。
全レンズの両面にフジノン独自の多層コーティング処理技術「HT - EBC(High-Transmittance EBC)」を施してあるとのこと。
でも,真っ向からお日さまと対峙しない方が良さそうです。
マクロでお花。3cmまで寄れます。レンズが広角側で特に明るいので,被写体にずずっと寄って,背景をぼかすことが,「ぼかしコントロールモード」を使わずにも,十分できます。
紅葉。
シーンに合わせて最適なフィルムを使い分けるような感覚で,本格的な5つの色表現が楽しめる「フィルムシミュレーション」機能がついています。
この写真は,被写体の色彩をより美しく強調できる「Velvia/ビビッド」
他にも,ナチュラルなトーンで見たままに描写する「PROVIA/スタンダード」,
滑らかな階調とソフトなトーンで描写できる「ASTIA/ソフト」,
なんと3種類の「モノクロ (+Ye/R/G フィルター)」
温かみのある,やわらかな「セピア」の5種類
駅と線路と信号と…。
空や緑,夜景などのシーンを判断し,明るさや感度を適正に設定してくれる「プレミアムEXR AUTO」。
通常は,このモードで撮影しておけば,それほど困ることはありません。
EXR AUTO撮影では,画像サイズを最大解像度の「L」に選択していても,FUJIFILM XF1の判断で,高感度・低ノイズ優先/ダイナミックレンジ優先になった場合,この写真のように,画像サイズが「M」で記録されますが,ウェブサイトやブログで使う分には全く問題ありません。
何気ないワンシーンが,なにか意味ありげに見えてくるから,不思議。
これは,ボケをつかって,被写体を強調しようと,望遠端の100mm(25.6mm)を使ってみた写真。
夜景を抽象化することも得意そうです。
色鮮やかになる「ベルビア」モードは,プレミアムEXR AUTOからは選ぶことができません。
P(プログラム)モードなどから,選ぶようになります。
夜景や暗いシーンの高感度撮影では,高感度で4コマを連写して自動的に位置合わせをすることにより,暗部のノイズを低減してよりクリアな画像を実現してくれる「連写重ね撮り機能」が自動的に起動します。
で,これはFUJIFILM XF1の大きな特長のひとつだと思うのですが,
「光芒が出やすい!」。
この写真なんて,絞りF4.2ですからね。
あまり絞らないでも,光芒が出てくれます。絞り羽は6枚。
でも「光芒」は,要らないという人には,逆に出にくくすることは難しそうです。
ま,年末ですからね。
HAPPY HOLIDAYS!!
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というわけで,
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