SIGMA 60mm F2.8 DN発表

シグマが，「Art」ラインのレンズとして，ミラーレス一眼カメラ専用（マイクロフォーサーズ/Eマウント用）レンズ「SIGMA 60mm F2.8 DN」を新たに発表しました。

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シグマ 60mm F2.8 DN(ソニーE用) シルバー ミラーレス一眼カメラ専用シルバー

同時に，「SIGMA 19mm F2.8 DN」，「SIGMA 30mm F2.8 DN」も光学系には変更がありませんが，デザインとメカニズムが変更され，アナウンス。黒しかなかった色が，シルバーも選べるようになっています。

シグマ 19mm F2.8 DN ソニーEマウント用 シルバー 《3月22日発売予定》

シグマ 30mm F2.8 DN ソニーEマウント用 シルバー 《3月22日発売予定》

NEXには，やはりシルバーが似合うなぁと思いつつ，NEX-5Rとほぼ同時に買ってまだ日が浅いのに旧型になる「19mm F2.8 EX DN」，「30mm F2.8 EX DN」。まぁ，安くなってましたからね。で，EX DNは，黒しかなかったので，19mmと30mmも，ちょっとどうしようか迷ってます。

“Art”ラインのレンズは，高度な要求水準を満たす，圧倒的な描写性能で，風景，ポートレート，静物，接写，スナップをはじめ，作家性を生かした写真づくりに適しています。

とのことなので， 中望遠レンズになる「SIGMA 60mm F2.8 DN」は，SONYのNEXシリーズにつけると1.5倍の90mm相当（35mm判換算）で，この画角はポートレートに適しているとされているので，人物や静物，19mm(28.5mm相当），30mm(45mm相当）では表現できなかった「切り取る」感覚が楽しめるレンズになっているようです。

F値固定，あるいは単焦点レンズであることを示す「EX」は，Artラインではつかないんですね。

最短撮影距離は50cmで，マクロはついていないので，お花などは寄りにくいですが，フィルター径が46mmなので，SIGMA DPシリーズのユーザーでAML-1を持っているヒトには，もう少し面白い使い方もできるかもしれません。

絞って使うのと，開放で使うのと，このレンズ，ちょっと印象が変わるような気もします。

今まで，「SIGMA 19mm F2.8 DN」，「SIGMA 30mm F2.8 DN」が出たときには，DP1，DP2 Merrillのレンズ設計思想を取り入れたとされていましたが，今度の「SIGMA 60mm F2.8 DN」では，発売日が2月22日に決定したDP3 Merrillのレンズが50mm F2.8（35mm判換算75mm相当）のレンズなので，画角も違えば，マクロもついていないので，いよいよミラーレス専用のレンズ，しかも「Art」ラインからの投入で，ミラーレスにも本気で取り組む姿勢を見せたとも言えるのではないでしょうか。

19mm, 30mm, 60mmと3本あると，超望遠が必要なシーンを除いて，かなりのシーンをカバーできてしまいます。しかも，60mmという焦点距離の単焦点レンズは，ソニー純正レンズには無いものですから，価格によってはかなり売れるでしょうね。もともとコンパクトなNEXシリーズに，コンパクトなDNシリーズ3本で，レンズ交換を楽しむ小旅行なんてことを考えると，カメラバッグも軽くて，楽しめそうですね。

欲を言えば，これに，開放F値が明るいマクロレンズや手ぶれ補正付きのズームレンズなども出てくれると，純正レンズを買わないでも十分なラインナップになるのですが，さて，ミラーレス一眼用レンズのロードマップは，どうなっているんでしたっけ？

で，SIMGAからの同日のアナウンスで，DP3 Merrillの発売日である2月22日から6月2日までの期間で，「SD/DPユーザー様スペシャルキャッシュバックプログラム」が実施されます。これは，旧来のSD/DPシリーズのユーザーがDP3 Merrillを購入した場合，所有機種に応じて2万円もしくは3万円をキャッシュバックするというもの。

あー，おサイフがかなり軽くなりそう…ｗ

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