写真家・その江氏が語るFUJIFILM X100S タッチ&トライ!に参加しました。
FUJIFILM X20の写真を昨日はだいぶ出したので,次のターゲットとなる(?)Xシリーズ1号機「X100」の後継機「FUJIFILM X100S」のセミナーに参加してきました。X20と同じく,X100Sも先週末に発売されたばかりのプレミアムコンパクトです。
講師は,人気写真家のその江さん
概要を,ピックアップしてみます。
特にFUJIFILM X100のユーザーには,かなり刺激的…というか,そそられるというか,悔しいというか,そんな話がいっぱい出ています。
まず,X100Sは,X100に比べて,格段に操作性が向上しています。
とくにAFの合焦の速さは,人や動物も被写体として選べる…って,どんだけX100は,遅かったんだよ(笑)。
FUJIFILM X100Sは,RAWではなくて,JPEGで,レタッチなど手を入れずに楽しめるカメラ。
JPEGで,富士フイルムにしか出せない色が,ベルビア,プロビアにはあるとのこと。
X-Pro1と比べて,X100Sは,レンズ交換の仕組みがない分,コンパクトで,手軽に扱えるメリット。極端に言うと,X100Sだけで旅に出ても大丈夫なくらい。
というのも,X100Sの絞りを開放とF8辺り,寄りのマクロと引きの広角(といっても35mmだけど)で,写りが違ってくるので,そのバリエーションが楽しめるというお話。
マクロの開放は,お花に。
ちょっと絞って料理に。
「シャドウトーン」
画像の暗いところが持ち上がるが,コテコテのHDRとは違う処理
「ホワイトバランス」
十字キーがとても便利。「晴れ」+「マゼンタ」あるいは「青」という使い方も,夕景や夜景に便利。
「フィルムシミュレーション」
風景を撮るヒトにオススメのベルビアモードは,JPEGで。
オートブラケティングも便利。
「ワイコン」
つけてもレンズの明るさは2.0のまま変わらない。最短撮影距離も,ほぼ,そのまま。
35mm相当が28mm相当に。ただし,ワイドコンバージョンレンズをつけたことを,カメラ側でONにしないと彎曲がめだつようになるので,注意。
「マニュアルオートフォーカス」
デジタルスプリットイメージが便利で,楽しい。
すごく楽しい。で,確実。
「カメラで後でできること」
といいつつも,RAWで撮るメリットはある。RAW現像なら,増感・減感,トリミング,ノイズ処理などが可能なのは,RAW撮影ならでは。
「光学ファインダー」は,気軽にスナップを撮るときなどに。
「電子ビューファインダー」は,きっちり,かっちり撮りたいときに。
その江さんに,ファインダーをどのように使い分けているのかとお聞きしたら,寄る写真が好きなので,電子ビューファインダーのEVFが多いとのことでした。
その江さんがX100Sで撮った作品もスライドショーと,プリントでたっぷり見せて頂きました。
川の夕景とか,レインボーブリッジとか,ワンちゃんとか,お花とか,玄人の写真の見方なども教えて頂きました。
その後の,タッチ&トライは,ワイドコンバージョンレンズを実際に体験させてもらったり,例の「デジタルスプリットイメージ」を試したり,とても充実したセミナーでした。
なかなか写真家の方と,直接お話させていただくことって,ないですもんね。
すぐ影響されるので,さっそく絞り優先な写真を撮っていきたいなと思ってる次第です。
で,上の箇条書きは,たぶん,X100Sを使ってみると理解が深まるかも。
ってことで,そのうち,また。
FUJIFILM デジタルカメラ X100S 1630万画素 像面位相差AF F2レンズ F FX-X100S
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