レンズの解像力を引き出すFUJIFILM X20の「点像復元処理」を試してみた。
FUJIFILMのフラッグシップ機FUJIFILM X-Pro1で採用されたカラーフィルター配列は,FUJIFILM X20のX-Trans CMOS IIセンサーにも搭載されています。
周期性の低い独自のカラーフィルター配列を採用することで,従来のセンサーで解像感を犠牲にしながらモアレ抑制のために使用されていた光学ローパスフィルターを不要にするとともに,新開発の画像エンジンEXR Processor IIが,絞り込み時の回折ボケやレンズ周辺部のわずかなボケを補正する“点像復元処理”を行うことで,F8などに絞り込んでも,細部まで高い解像感が得られるとのこと。
じゃぁ,試してみようじゃないですか。
朝食のサンドイッチで(笑)。
えっと…,「点像復元処理」のオン・オフスイッチがあるわけでも,比較になるX10で撮ったような画像もないので,よくわからないというオチなんですが,「解像感とボケのバランス」が,「自然に見える」ことこそ,点像復元処理の結果なのかもしれません。
で,被写体が適切でなかったら,ごめんなさい(笑)。
絞りでボケ具合や被写界深度をコントロールするという,一眼カメラ並の楽しみ方が,FUJIFILM X20でも,こんな感じで楽しめます。
さて,
「点像復元技術」(Lens Modulation Optimizer)。聞き慣れない言葉です。
一般に,カメラのレンズは,絞りを絞るほど画面全体にピントが合うようになりますが,絞りすぎると回折現象によりボケが発生して画質が劣化します。
FUJIFILMの点像復元技術では,レンズごとの回折現象の情報を分析し,それを復元するためのアルゴリズムを開発して,画像エンジン内に搭載してしまっています。これって,実はすごいことで,RAW画像をPCなどで閲覧する際に,レタッチ的にPCの力を使って点像復元することは,これまでも他社メーカーでやっていたようですが,カメラの内部でハード的にやってしまうというのは,これまでのコンデジでは,なかったんじゃないかな。
実写レビュー,続きます。
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