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第106回歯科医師国家試験の合格発表

第106回歯科医師国家試験の合格発表がありました。

  出願者数 受験者数 合格者数 合格率
新卒者 2,786人 2,373人 1,907人 80.4%
全 体 3,764人 3,321人 2,366人 71.2%


資格試験なのですが,昨年の総合の合格率が71.1%,一昨年の合格率が71.0%と,合格者の数をコントロールしているのは,まぁ,周知の事実。

ってことは,合格点があるわけではなくて,上位71%に入らないと,合格しないということ。

今年は,2,366人が,歯科医師になります。新卒の合格率は,80.4%で,既卒は48.4%。
既卒の合格率が低いのは,いろいろと理由があるようですが,結果的に言えるのは,「現役で合格できないと,キツい」ってこと。
今年ダメだった新卒者は,気合いを入れて,来年の合格を目指して下さい。

学校別合格率では,東京歯科大学,大阪大学歯学部,東北大学歯学部がトップ3と,昨年と同様でした。
先生方も,ほっとしていることでしょう。
新卒者の合格率でも,東京歯科大学がトップで,九州歯科大学,徳島大学歯学部と続きます。
ちなみに既卒者の合格率が高いのは,昭和大学歯学部,日本歯科大学,東京歯科大学

この傾向があと6年続くのであれば,国家試験に受かりやすい大学としては,「東京歯科大学」という選択もありそうですね。

ただし,私立大学の場合,卒業試験の成績で,国家試験を受けさせるかどうかを決めているところがあるので,実際には,6年生の在籍者数と,受験者数と,合格者数のデータが揃わないと,きちんとしたことは言えませんが,大学受験時に,やはり同級生の半分以上がいっしょに歯科医師になれる可能性のある大学を選んでおいた方が,いいと思いますよ。他力本願も,時には役に立ちます。

合格された方は,おめでとうございます。

卒業と国家試験合格がゴールじゃなくて,ここがスタート地点です。
研修医生活が待っていますが,これから体験すること全て(良いことも,悪いことも)吸収して,患者さんのための歯科を,ぜひ目指して欲しいと思います。

患者さんの「食べる」,「話す」,「笑う」を,ダイレクトにサポートできる歯科は,けっこう楽しい職業ですよ。
頑張っていきましょう。

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