FUJIFILM X100Sで,イチゴをしぼってみた。
わりと,絞り開放で,ぼかして撮るのが好きなのですが(というか,カメラ任せ),この富士フイルムのX100Sは,ちょっと気をつけなくてはいけないのは,マクロ撮影時に,レンズの開放F値2.0にして撮ると,ソフトレンズで撮ったような描写になること。
なので,被写体やシーンを選びます。
これが好きな人は,こればっかりで撮るかもしれませんね。
でも,人によっては,「おっかしいなぁ…,ちゃんとピント合わせたはずなのに…」となるかも。
だから,FUJIFILM X100Sを使うときのコツは,「絞り」。
遠景を撮る時,近景を撮る時,マクロで撮る時,レンズ固定式の35mm相当(フジノン23mmレンズ)のズームしないカメラなのですが,キャラクターの違いが出るので,1台なのに,3台分の楽しみ方があったりします。
絞りは,
ここにあります(この写真のみFUJIFILM X20で撮影)
ま,それはさておき,少し,イチゴを絞ってみましょう。
F2.8
撮影条件は,テーブルののお皿に置いたイチゴを,天井からの蛍光灯で照らして,手持ちで。
絞ると,数値が大きくなります。
画像的には,被写界深度といって,ピントの合う範囲が少しずつ広くなっていくのがわかります。
F8.0
だんだん,後ろに置いたフォークの輪郭がはっきりしてきます。
が,これ以上絞ると,シャッタースピードが遅くなるので,手ぶれ補正機能がついていないFUJIFILM X100Sでは,ちょっと厳しくなります。
FUJIFILM X100SならF16まで絞ったときの「回折現象」を防ぐ,せっかくの新画像エンジン「EXRプロセッサー II」による「点像復元処理」ですが,この条件で絞り込むのであれば,三脚を立てる必要があります。
F16
というか,手ブレなので,1/8秒以上は僕の限界(笑)
絞り込んで被写界深度を深くし,隅々までシャープな解像感を得られる「点像復元処理」は,光の量,露出,シーン,被写体などを撮影者が判断して,性能を引き出してあげる必要がありますね。
実写レビュー,続きます。
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