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史上最高のGRレンズ!「GR 体感&トークライブ」に行ってきました。

東京・港区のTABLOIDで開催された,GR 体感&トークライブに行ってきました。

GXRを持って…。

GR

ええ,GXRにもGRレンズのついた,A12 50mmとA12 28mmってのがあるんですけどね,今度のRICOH GRは,史上最高の「GR」で,レンズももちろん「GRレンズ」で,これまた史上最高のデキなんだそうです。

「GR」のスペックレビューは,こちら


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GXRユーザーとしては,ちょっと悔しいですね。

GR Talk Live 01
会場では,GRタッチ&トライコーナー,赤城耕一さん,内田ユキオさんによるセミナー,鈴木光雄さんによるGR公開ワークショップ,ギャラリー,カフェ,1時間貸し出しコーナーなど,1日いても時間が足りないほど,盛り沢山なコンテンツが展開されていました。

GRは「GR DIGITAL IV」の後継モデル。これまでのGR Digitalは,センサーサイズが1/1.7型だったので,APS-Cサイズのセンサーを搭載したGXRは,GRよりも画質的に有利でした。

Grtalklive07apsc117

こんなにセンサーサイズに違いがあったんですね。
でも,GXRよりGRを選ぶユーザーの方が多いのは,「ブランド」なのでしょうか…。

いや,気がついているユーザーは,高画質のGXRと携帯性の高いGRと両方持っていたはず。
多かったのは,サブカメラとして,スナップシューターとしてGRを持っているヒトかな。

Grtalklive01

で,今度のGRは,APS-Cサイズのセンサーで,しかもローパスフィルターレス。
レンズは,「GR」の名前がついた最高のレンズで,カメラ側の歪曲補正なしという直球ストレートなレンズ。
28mmと画素数は落ちるけど,35mmの画角でトリミング(クロップ)することができるので,画角の違う2台分のカメラとして持ち運ぶことができるのも,とても魅力的。

赤城耕一さんのセミナーを聴きました。
気になったポイントを以下に残しておきます。

ISO6400くらいまでは、常用感度として使って高画質。
マクロ領域に関しては、今までのGRDなら,1cmマクロなので,そちらで対応。売り払うことはしなくて大丈夫(笑)

GRのGRレンズは,逆光に強いレンズ。
作例を見せてもらいましたが,逆光だと分からないくらい,ゴーストやフレアが抑えられているのが,すごいと思います。ダイナミックレンジの広さと自然な再現も,魅力的。
もともとGRは,フィルム時代から,先鋭度の高いレンズが特長で,例えば,編集者が持って使って,現場のカメラマンを脅かす存在のカメラでした。

カメラ内RAW現像が便利。

今度のGRレンズは,「絞り込みたくないレンズ」
絞りは、光量調節と被写界深度の調節のためのみで、レンズ性能を上げるために絞らなくてもいい。

ボケ味が自然。

GR Talk Live 02

GRはレンズキャップではない。スナップシューターとしての大きなアドバンテージは,「レンズバリア」方式であること。
ええ,比較になるカメラが,2台くらい,頭に浮かびますか?

MFT曲線が天井に張り付いてる。

で,「今度のGRのGRレンズの方が,GXRのA12のGRレンズより高性能」
って,聴きたくなかったよう,ううう…。

焦点距離が長い方が、被写界深度が浅く、ボケ味が出るので、画角が同じでも、違った絵になる。
今度のGRとこれまでのGRD(8mmF1.9)と比べると,同じ28mm相当の画角ではあるけれど,違う絵が撮れる。

奥さんを説得するなら,同じGRを買うというよりは,違う焦点距離のカメラを買うという気持ちで!
このあたり,とてもリアルでした(笑)。

まとめると,今度のGRは
これまでのGRシリーズとは異なる写真を制作することができる。

だそうです。
「買い」ですね。

GR Talk Live 00

悔しい気持ちになるのは覚悟して,会場にGXRを持ち込んでみました。

フロントから
GR Talk Live 03
意外と同じようなサイズですね。

GRは,約117.0(幅)×61.0(高)mm
GXRは,113.9mm(W)x70.2mm(H)mm
そうなんです,幅は,GXRの方が短いんです。

AFスピードは,たしかに,小気味良く決まります。
マクロを撮る時は,マクロモードに設定する必要があります。

GR Talk Live 04
今度は,厚み。
GRは,34.7(厚)mm
GXRは,37.5(厚)mm(ユニット部含まず。 含むと,55.6mm)

GRの薄さが目立ちます。
このサイズで,APS-Cサイズのセンサーを入れてきたので,中身がぎゅっと詰まっているのかと思っていたので,GRを持ったときの軽さも,ちょっと新鮮でした。もっと小さくできそうです(笑)。

メニュー体系は,リコーのカメラに慣れていればほとんど違和感を感じなくて済むはず。
大抵が,メニューの一段目にある項目で,用が足りるので,階層の深いところにたどり着かないと設定ができないということはありません。

そうそう,GRは,沈胴式のレンズなので,
GR Talk Live 05
こんな感じの比較も。

GR Talk Live 06
とても立派なワイコン(ワイドコンバージョンレンズ)を付けてみました。
装着は,GRのレンズの先端にあるリングを外すだけ。


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続いて,ペンタックスリコーイメージングの野口さんから,とても大事な10の項目を。
1.ネーミング
2.ボディサイズ
3.レンズ
4.ローパスレス
5.デザイン
6.レスポンス
7.ハイキー
8.スマホ転送
9.カタログ
10.コンセプト

これは,ぜひ,18日の大阪の会場で聞いて下さい。
「へー!そうだったの?」,「なるほど〜」と,GRユーザーなら,かなりくすぐられるお話です。

Photographer
ね,「なるほど」でしょ?

続いて,内田ユキオさんのお話を。
この後,僕は,よんどころない事情で,場所を移らなくてはいけなかったので,ちょっとだけ聴きました。
カウントダウン方式で,

カメラを持っていることで、何かを犠牲にしなくていい気軽さ

写真を始めたばかりの気持ちになれる。

見たものは、すべて写真に残したい。
それが28mm。

内田ユキオさんのお話をお聞きするのは,初めてだったのですが,とても優しい声なんですね。
カメラと写真が大好きなのが伝わってきます。
こういう方をセミナー講師として選ぶ,ペンタックスリコーイメージングも,なかなか。

会場を出るときに,かき込んだアンケートを入り口のお姉さんに渡すと,くじ引きができます。
ま,もれなく何かいただけるようなので,期待せず三角クジを引いたら,
red strap for ...
来場者の中から抽選で東京・大阪各50名様限定という,本革仕様の限定アクセサリ「GRオリジナルネックストラップを頂いてしまいました。

野口さんから,直接ささやかれた言葉もズーンと来て,どうやら外堀は埋められたような気がします(笑)。

「GR」の発売日は,5月24日。
赤いリングが欲しくて,予約しましたよ。

RICOH GRがやってきたので,ファーストショットはこれで


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