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もう,これでいいんじゃない?クラウド実行型ゲーム機「G-cluster」

実は隠れゲーマーのHAMACHI!です。こんにちは。
大昔は,ゲーム雑誌のライターをやってたこともあります。

先日,ちょっと気になった動画がありました。
↓こちら。

じっちゃん,ばぁちゃん,マトリックスかよ?!って,めっちゃ,クール!と思いきや…(笑)。
まぁ,実際にこのゲームがあるのかどうかわかりませんが,これ,据え置き型のゲーム機のプロモーションビデオです。

名前は,「G-cluster(ジークラスタ)

気になりついでに,
Aoyama Tower Place
青山にある,「G-cluster」の開発をしている「ブロードメディア」にお話を聞く機会をいただきました。

この記事はクラウドゲーム機「G-cluster(ジークラスタ)」ブロガー体験会に参加して掲載されています。本企画への参加及び記事掲載は無報酬ですが、製品を実際に試すために後日製品の提供が予定されています。なお、事実誤認の修正ならびにこの文章の掲載以外、メーカーから記事の内容に対する関与はありません。

Broadmedia

据え置き型のゲーム機といっても,本体は,ほら,
G-cluster
こんなに小さい!

本体サイズは49×90×11mm。
名刺サイズですよ。で,重さは45g。

ビックリしますよね。こんなコンパクトな機械で,ゲームができるなんて?!

Mr.Kobayashi
ブロードメディアの小林さんから,仕組みについて,お話を聞いて,また,ビックリ!

この機械は,ゲームの画像を作ったり,リアルタイムレンダリングのような複雑な計算をしているわけではないんだそうです。

これをテレビのHDMI端子と,家庭内無線LANにつなぐだけで,簡単に,懐かしのゲームから,最新のアクションゲームまでできてしまうのですが,このゲーム機ではなくて,サーバー側で全てのプログラム処理を行い,映像と音声を端末に配信するという「クラウドゲーム機」。

パッケージのCDやDVDディスクを購入することも,ゲームソフトをダウンロードする必要すらありません。
インターネットのサーバー上に,セーブデータも記録されるので,このG-clusterがあれば,どこでもゲームの続きを始められます。

となると,気になるのは,「遅延」。
例えば,ゲーム中にボタンを押して,その反応が自分が見ている画面上に現れるまでに,ワンテンポでも遅れたりすると,アクションゲームなどでは致命的。その「遅延」を極力なくす技術が実は「G-cluster」テクノロジーなのだそうです。これが可能な技術を持っているのは,世界で数社のみとのこと。

G-cluster Globalという世界進出している会社もあって,フランスではすでにテレビのセットトップボックスにこのG-clusterが導入され,サービスも開始しているとのこと。

Menugcluster
ジャンル,オススメ,ランキングなどから,メニューツリーをたどるのは簡単。

画質は,720pの高画質なものにまで対応しているので,懐かしのPCエンジンやメガドライブなどのゲームも,サーバー上でエミュレーションを行い遊べるし,最新のゲームもG-clusterオリジナルゲームも含めて,ビジュアルにこだわったUbisoftのゲームにも対応。

controller
ワイヤレスコントローラーは,ロジクールのF710ゲームパッドが,基本セットにはついてきます。

G-cluster(ジークラスタ)基本セット 新時代クラウドゲーム機誕生!
G-cluster(ジークラスタ)基本セット 新時代クラウドゲーム機誕生!

G-clusterでローカルに同時に遊べる人数は,例えば,あるゲームなら5人。
これなら家族で一緒にゲームができますね。家に友達を呼んできてもいいし。
1つのIDで,複数のニックネームを登録して,別々のアカウントとして使うこともできます。

G-clusterの仕様上は,ローカルで遊べる人数制限はなく,同時に遊ぶことができる人数はゲーム側の作りによるそうです。最大,どれくらいいくんでしょうね?

スマホやタブレットでもアプリをダウンロードすれば,コントローラーとして使うこともできます。
ゲームコントローラーは通常1台,USBハブを使用すると複数台使用可能で,スマホアプリを使えば理論上何台でもOKなのだそうです。

で,
実際に時間をもらって,実機で遊んでみました。
懐かしのプリンス・オブ・ペルシャの3D版とか,グリグリ動きます!すごい!!

Unbalancemgolfdx_ss1
ゴルフゲームも,オジサンキラーのコンテンツですね。
久しぶりのゲームで家族パーティとかも,盛り上がりますよ!

オンラインの対戦ももちろん可能で,友達を招待することもできれば,同時にそのゲームをしているユーザーを招待して対戦することもできます。このあたりのセキュリティもいろいろと考えられているようです。

G-cluster game controller
他のゲーム用コントローラーも使えるようですが,このロジクールのコントローラーが推奨とのこと。
かなりしっかりした作りで,ボタンも押しやすかったですよ。
ゲームによって,使用するボタンが異なることがあるので,この点に関しては,今後なんらかの対応が期待されます。

さらに,このG-clusterで動画配信サービス『T's TV』にも対応していて,旧作なら,100円でDVDを見ることができるというのも,魅力。32倍速の早送りに対応しているビデオオンデマンドサービスは,『T's TV』だけとのこと。これもG-clusterテクノロジーのなせるワザなのですね。

すでに予約は開始されています。
発売は,6月20日(木)。

配信されるゲームの一覧は,こちら
今後,週に数タイトルの頻度で,追加されていくようですよ。
クラウド型なので,ネットワークの回線状況で多少の不安定さも出る可能性がありますが,この日もブロードメディアに休日を返上して技術者の皆さんが総結集,最後の仕上げをしていたので,たぶん大丈夫じゃないかな。

PS4じゃなきゃ,XBoxじゃなきゃ,ってコアなゲーマーじゃなければ,もうこれでいいんじゃないかと思うくらい。
ライトゲーマーや家族向きなゲーム機ですね。G-clusterの反応スピードは十分なので,ゲームのためにハイスペックなPCを購入している層にも,訴求性はありそうです。
クラウドにすべて置かれているというのは忘れちゃうくらい快適なゲーム環境で,驚きました。

テレビにUSB端子があれば,そこから電源を供給することができるので,ホントに場所をとりません。
Gradius2

久しぶりに,グラディウスでも,やってみるかな。無敵コマンドで(笑)。

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