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シルク・ドゥ・ソレイユの『OVO(オーヴォ)』を観てきた!

お台場ビッグトップで開催中のシルク・ドゥ・ソレイユのツアーショー『OVO(オーヴォ)』のゲネプロに,フジテレビより招待されて,観てきました。

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ダイハツ オーヴォ 日本公演 <オフィシャルサイト>

シルク・ドゥ・ソレイユのショーを観るのは,実は,初めて。
芸術性の高い,身体を張ったアーティスティックなサーカスを,いつか見たいと思っていたのですが,やっと機会に恵まれました。ありがとうございます。

さて,演目などを,かいつまんでご紹介していきます。
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空中での静止や宙返りなど身体能力を発揮する『トンボ』を表現した究極のバランス技な「orvalho(オーバロ)」

シルク・ド・ソレイユは,世界50カ国以上から集結した5,000名のアーティストとスタッフを抱える世界的エンターテインメント集団です。大きく分けて,常設公演(レジデントショー)と巡回公演(ツアーショー)があって,これまで日本でもツアーショーで11回も日本公演を行っていて,1,200万人以上を動員しています。舞浜にあったのは,レジデントショーだったのですが,残念ながら2011年に終了しています。

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キウイ,トウモロコシ,ナスを倒立した足の上にのせ,一糸乱れず,くるくる回したり飛ばしたり,完璧なフットジャグリングが楽しめる『アリ』のみなさんの「ants(アンツ)」

日本におけるシルク・ドゥ・ソレイユ作品の公演としては12作品目の『OVO(オーヴォ)』。「OVO」とは,ポルトガル語で「卵」のこと。
公演のポスターでも,小さな虫たちが,大きな卵を背負っていますが,OVOの最初から最後まで,「卵」を巡るストーリー展開になっています。「OVO」の文字が,すでに,虫の顔になってますね。

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さなぎから羽化し,羽を広げて飛び立ち,つがいとなった2匹の美しい『バタフライ』が,一本のロープだけでアクロバットな「butterflies(バタフライ)」

これから,「OVO」を見る人のために,最初に意識して覚えておくといいキャラクターは,3人(3匹)。
○グラマラスな「レディーバグ」(テントウムシ)。花が大好きでいつも明るくて,実は男勝りの「力持ち」,
○大きなたまごを大事に背負って、どこからともなくコミュニティにやって来た「フォーリナー」(よそ者「ハエ」),『レディーバグ』へ猛アタックします。
○物語の舞台となるコミュニティのリーダー「マスター・フリッポ」。たくさんの生き物たちの中でいちばんの年長者で,「フォーリナー」と「レディバグ」の恋を徐々に応援することになります。サーカス的には,ピエロ役ですね。
この3人は,一番上のポスター写真でも,卵を背負ってます。左から,レディーバグ,フォーリナー,マスター・フリッポです。
他の登場人物とは,衣装も違うのですぐ覚えられるはず。日本人のパフォーマーも今回の「OVO」に参加しているようですよ。

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巧みにディアボロを操り,天井のセットにぶつかるんじゃないかと思うほど高さもある,完璧な高速ジャグリングを披露する1匹の『ホタル』な「diabolos(ディアボロ)」

少し,ストーリーもご紹介。
どれだけネタバレしても,ストーリー自体は,単純なのと,是非その目驚きのパフォーマンスを観て頂かなければ意味が無いので,大丈夫です。

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伸縮自在な動きが面白い!尺取り虫なのかな?の「creatura(クリーチュラ)」

会場に入ると洋なし型での舞台の中央にミステリアスな大きな卵がおかれています。そのまわりを扇型に取り囲むように客席が配置されています。卵の大きさは,幅8.5m高さ7mと本当に巨大なので,すでに自分が虫の世界に入り込んで小さくなったような錯覚すら覚えます。ステージも,とっても近い!

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ゴールドの甲冑を身にまとった凛々しい兵士のような『コガネムシ』チーム。跳躍の高さと滞空時間の長さにため息が出る空中ブランコな「flyingact(フライング・アクト)」 パフォーマーから飛び散る粉も臨場感を盛り上げます。

会場の通路に,虫たちがやってきてくれて,虫の音もあちらこちらから聞こえ,お客さんの頭の上に蝶々をひらひら飛ばしたりして,会場内の子供も大人も盛り上げます。

Web590x442
美しく妖艶な『クモ』が,張り巡らした蜘蛛の巣(ウェブ)の中央で,体を自由にくねらせ『コオロギ』たちを魅了する「web(ウェブ)」

会場は,比較的暗めなので,大きな音が出ることもあって,小さなお子さんは怖がることがありそうですが,事前に言い聞かせておくことが可能であれば,やりすごせるはず。

このあたりから,いつのまにかストーリーに入り込んでいますが,始まりから,大きな卵でちょっとびっくりさせられるような演出があるので,お楽しみに!

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ダンスやアクロバット,体操などを組み合わせ,軽快に飛び回り戯れる『ノミ』チームな「acrosport(アクロスポーツ)」

Slackwire590x442
なんでロープ一本の上で,そんなことができるの?!って感じでめちゃくちゃ緊張感も伝わってくる「slackwire(スラックワイヤー)」

Thewall590x442
圧巻の巨大セットで,ビデオ逆回し?なアクロバットの連続「The Wall」

人間ではなくて,虫たちが主人公になるファンタジー作品は,「OVO」が初めてとのこと。
ミクロの世界でのキュートでファンタジーなラブストーリーを中心に,カラフルなキャラクターが超人的なアクロバットの数々を繰り広げます。

また,出演者のパフォーマンスに合わせて,生演奏と生歌。
これが,また,たまらないですね。
思わず,拍手や足でリズムをとりたくなります。
サーカスというよりは,ミュージカルを観ているような気にもさせてくれます。

「OVO」は,すでに世界の24都市を巡回しています。日本でも,この東京公演を皮切りに,大阪,名古屋,福岡,仙台と1年4カ月をかけて,全国展開されます。
東京では,2014年6月29日まで。東京公演はチケット発売中です。大阪公演は7月17日〜。

チケットぴあ
シルク・ドゥ・ソレイユ・日本公演最新作夢のスーパーサーカス「オーヴォ」の公演・チケット情報は,こちらから
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