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第107回歯科医師国家試験の合格発表

第107回歯科医師国家試験の合格発表がありました。

 

  出願者数 受験者数 合格者数 合格率
新卒者 2,656人 2,241人 1,642人 73.3%
全 体 3,644人 3,200人 2,025人 63.3%

 

合格された方は,おめでとうございます。

 

 

平成26年2月1日(土),2日(日)に実施された,国家試験の結果です。

 

2011年の全体の合格率が71.0%,2012年が71.1%,2013年が71.2%ときて,
2014年は,なんと63.3%。出口をさらに狭める方向に動いたにしては,ドラスティック過ぎるような気もします。

 

削除問題も多めでしたが,合格率も渋めです。
まぁ,出題者の中に,アカデミックハラスメントを執拗に続けているような不適格者の東京医科歯科大学医歯学総合研究科(歯学系) 三浦 宏之教授もいたりするのですが,削除問題がこれだけ多いと,合格ラインのコントロールができてしまいますね。
今年の新卒の合格率は73.3%。既卒の合格率は,38.8%。

 

70%程度の合格率のコントロールから,2000人程度の合格人数へと,「割合」から「ボリューム」へ基準を変えたようにも見えますが,これは,来年以降の合格率と合格人数を見てみないと,傾向は判断できません。

 

合格率が同じなら,受験者数が増えると合格者数も増えるけど,合格者数を決めてしまうと,合格率は低くなるので,「いよいよ来たか?」という感じもします。

 

既卒と新卒で,国家試験の合格基準が違うわけがないので,国家試験浪人が決まったヒトは,相当頑張らないといけません。来年,国家試験を受ける現役のヒトも,1回で合格するべく,過去問はどれが出てもすらすら答えられるよう,受験勉強を前倒しにするくらいのつもりでないと,かなり厳しいですね。

 

大学別合格率では,ランキング1位が,94.5%の東京歯科大学。
他の学校で,90%超えはありませんでした。卒試浪人(卒業試験に合格できないと国家試験が受けられない仕組みもあるので,見かけの合格率が上がる)がどのくらいいるんでしょうね。でも,3年連続全国1位は,すごいよね。続いて,第2位は,86.6%の岡山大学歯学部,第3位が84.4%の九州大学歯学部。
新卒だけで見ると,やはり1位は東京歯科大学で,岡山大学歯学部,九州大学歯学部です。
既卒で,合格率が高いのは,東京歯科大学,日本歯科大学,昭和大学歯学部と,私立大学が続きます。

 

今からじゃ遅いけど,歯学部選びをするときに,国家試験の合格率を見て決めるのも,ひとつ重要なポイントですね。万が一,国試浪人が決まったときも,ある程度ケアがある大学で,もちろん合格率が高いかどうかは,判断の基準になりますね。

 

 

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