「フジノンレンズ XF56mmF1.2 R」を,FUJIFILM X-T1で撮ってみた。実写レビューその2
富士フイルムのデジタルカメラレンズキット「FUJIFILM X-T1/XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」と,
「フジノンレンズ XF56mmF1.2 R」を1カ月ほどお借りすることができました。
XF56mmF1.2 Rは,大口径を活かした美しい背景ボケや,35mm判換算で85mm相当の画角となるので,そう!ポートレート撮影もたっぷり楽しめる単焦点レンズです。
とにかくF1.2というレンズの明るさ!ですよ。
AFはインナーフォーカス方式。フォーカシング時にレンズの長さが変わらないので,しっかりレンズを構えることができます。「フジノンレンズ XF56mmF1.2 R」は,フォーカスレンズの軽量化や高精度モーターを搭載することで,高速かつ静音なAFを実現しているとのこと。
じゃ,さっそく動体予測AF&AF追従連写8.0コマ/秒を,カメラまかせで試してみましょう。
「カタタタ,カタタタ」と,リズミカルながら,ちょっと一呼吸置くような(笑)ところもありますが,軽いシャッター音とスピードで連写されていきます。 UHS-II対応のメモリーカードなら息切れしないのかも…。
高速連写時(Hモード時)でも的確にAF追従します。「フジノンレンズ XF56mmF1.2 R」が明るいレンズだからなのかもしれませんが,いや,これは,全く問題ありませんね。
使用しているメモリーカードは,X-T1のモニターが決まったので,あらかじめ,高速SDカード「サンディスク エクストリーム・プロ 16GB」を購入しておきました。
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あ,FUJIFILM X-T1は,UHS-IIにも対応しています。
と,ここまで書いて,設定を確認したところ,「ハイパフォーマンスモード」がOFFになってました。
たしかに,起動から速くなりますね。ここぞってときは,ONにしておくと良さそうです。
最短撮影距離は,70cm。
マクロではない中望遠レンズとしては,こんなものでしょうか。
ちなみに,X-T1のマクロのボタンを押しても,押さなくても70cmは,変わりません。
背景のボケ方が,自然で,キレイです。
絞り開放だと,焦点の合うところ(被写界深度)が,かなり狭く(浅く)なりますね。
合焦した部分の解像感もイイ感じです。
ちょっと意地悪な撮り方もしてみました。
まぁ,これはこれで意図した通りなので,楽しいですね。
光芒を出せるレンズ,好きなんですよ。あ,これは付属のレンズフード,つけてません。
長く外の空気と光線にさらされたタイルの質感,
ボケと光線の回り込み具合で,幻想的にさえ見えてきます。これも絞り開放。
絞り開放で撮る時は,どこに合焦させるか,撮影者の意図もしっかりさせておかないといけませんね。
被写界深度は,けっこう薄いです。
中望遠のレンズを縦に使うことで,さらに画角を狭めて,画面の上下の流れに集中させることもできます。
縄の質感や立体感も伝わってきます。
御神木だろうに、蜘蛛の巣をはらせちゃうのは、どうなんだろう…?とかね(笑)。
白を白く撮るのは,オートホワイトバランスが正確じゃないとね。
レンズが明るすぎて,暗めに露出補正しようとしても,補正しきれないことがわかりました。
もちろん,絞りオート,ISOオート,シャッタースピードオートなら,それなりの所におさまってくれますが,せっかくのF1.2のレンズの明るさ,使ってみたくなるじゃないですか。
なので,
X-T1を昼間,明るいところで使うなら,NDフィルターが必要になりますね。
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「フジノンレンズ XF56mmF1.2 R」のフィルター径は62mmです。
ついでに,絞りと背景のボケ具合の関係を見ておきましょう。
F8.0 なぜかこの写真,「顔認識」されちゃいました(笑)。
どこだかわかります?
と,絞りは1/3ステップでコントロールすることができます。
もうちょっとクリック感がある方が好みかな。かなり軽い力で絞りリングは動きます。
街中スナップもかなりクリアかつシャープに切り取ってくれます。
あ,色鉛筆ですけど。
露出補正と絞りと色合いと画面を確認しながら撮れるのがミラーレス方式のカメラのいいところですね。
絞り開放で使ってみたいレンズですが,多少絞ると,合焦させた部分の解像感とボケとのバランスもかなり変えることができるので,ま,好みで,作画意図を写真に反映することができるのが楽しいですね。
まだまだ,いろいろ撮っていきます。
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というわけで,
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