今度は,やや年配者向け?「テルマエ・ロマエII」
4月26日(良い風呂の日)に公開された,テルマエ・ロマエの映画第2弾「テルマエ・ロマエII」を観てきました。
前作から2年ぶりの続編になります。
→テルマエ・ロマエ 1のレビュー
阿部寛が演ずる古代ローマのテルマエ(浴場)設計技師ルシウス。日本の風呂文化から着想を得て(パクって)当時のローマ帝国としてはかなり斬新な浴場建設をして,一躍人気者になったが,「2」では,コロッセオで闘うグラディエーター(剣闘士)のための癒しの風呂,子どものための風呂,北方での戦いに疲弊したケイオニウスのための風呂,平和のための風呂(湯ートピア)を作ることなど,現代日本と古代ローマを,風呂を通じてタイムスリップしながら,次々と難題をこなしていきます。
まぁ,難しいことは,なにもない映画なので,顔の彫りが深いちょっとお疲れ気味の古代ローマ人を演じる俳優陣と,「平たい顔」族の俳優陣の大らかさを楽しむ映画です。
出てくるトピックが,ちょっと年配の人なら誰でも知っている,浪越徳治郎さん(役名は徳三郎)の「指圧の心は母心,押せば命の泉湧く」とか,松島トモ子がクマに食われかけるとか,お久しぶり感の白木みのるとか,ターゲットは,公開がGWということもあって,そのあたりなのかな?とも思わせられます。
その他の見どころは,コロッセオ(闘技場)を,わざわざブルガリアの撮影所に建設したところ,ブルガリアつながりで,グラディエーター・コトオウシュヌス(琴欧州)が出演していたり,強くて怖くて,でも実は優しいアケボニウス(曙)ら,力士がたくさん出ているところ。これが映画のクライマックスに効いてきます。あとは,ヒロインの山越真実(上戸彩)のサービスカットと,阿部寛や北村一輝の肉体美…あたりでしょうか。
この映画,コネタの連続と,タイムスリップの繰り返しが,楽しめるかどうかですね。
そういえば,あの餃子って,どうなったんだろ…?
映画の日で,1000円なら,価値ありだと思います。
65点
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