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映画『キカイダーREBOOT』は、ツッコミを入れるつもりで観に行け。

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僕らの子供時代に仮面ライダーと人気を二分した「人造人間キカイダー」。
これが、平成の時代に、映画として「REBOOT」されたので、観てきました。

以下、ネタバレありで。

僕らの子供時代ってのは、「ドリフ」の時代だったんでしょうか。
妙な一芸ギャグをジロー/キカイダーは、披露してくれます。

で、ジローのギターは、なんとエレキギター。
まぁ、アンプはどこだよ?とか、音はどこからでるんだよ?ってツッコミは、当然あると思いますが、機械ですから、スピーカーくらいは、ね(笑)。

で、当時のキカイダー、顔の部分がシースルーで相当かっこいいと思ってたんですが、今見ると、旧型のキカイダーは、着ぐるみで布の「よれ」とかあるんですよね。頭の中で相当アンドロイド的な感じに補完してたなぁと思います。新しいキカイダーは、全身ほんとにメタリックでメカっぽいですから、すごくデザインとして練られています。

REBOOTのキカイダー、期待して見に行った訳じゃないのですが、かなり弱いです。
やられまくります。
子供には、スピード感のあるド派手な戦闘シーンのみ、心に響く映画だと思いますが、人造人間キカイダー世代の大人には、「良心回路」を狂わすプロフェッサー・ギルの笛とか、ジローのギターで、「どこだ?どこだ?」とか、やって欲しかったな。サイドカーも出てこないし。

まぁ、これも含めて、キカイダーらしい「不完全さ」なのかもしれないけどね。キカイダーの後から出てきたターミネーターとか、もしかしたら、キカイダーの影響を受けてたんじゃないの?とか、いろんな思いを想起させる映画です。

Kikaider bookmark
観覧記念に、「しおり」をいただきました。
ちょっとうれしい!

とはいえ、大人には、かなり見応えのある映画に仕上がっているので、同世代の方は、もうそろそろ公開が終わりそうなので、「今、キカイダーをリメイクすると、どうなるか?」を確認していただきたいなと思いますよ。

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