昨日覚えた新しい言葉。「ぶたはしゃべる」,「スケアード・ストレイト」
一つ目。
最近かなり増えてきた自転車の事故。
整備不良による事故を未然に防ぐために,子供たちが乗車前の安全点検で,そのポイントを覚えやすいように考えられたフレーズです。
「ぶ」→ブレーキ;前後のブレーキがちゃんと利くか,確認
「た」→タイヤ;タイヤの空気圧,傷はないか,確認
「は」→反射材;車から自転車の存在がわかるように,きちんと貼られているか,剥がれていないか確認
「しゃ」→車体;ハンドル,ライト,サドル。身の丈に合ったサドルの位置や,ハンドルが曲がっていないか,ライトはちゃんと点灯するか,確認
「べる」→ベル;ベルは鳴るか確認。「どけどけ〜!」ってベルを鳴らす人がいるけど,あれは,ダメ。
もう一つは,
「スケアード・ストレイト」
プロのスタントマンが,交通事故をリアルに再現し,その恐怖や衝撃(というかインパクトですね)を,参加者に直接感じてもらい,事故防止の意識を高める交通教育の方式のこと。
神戸で小学5年生の自転車事故で,はねられたお年寄りが重体となり,神戸地裁が「小学生の母親が十分な指導や注意をしていなかった」と,総額9500万円の賠償を命じる判決を言い渡したというようなケースも出ているので,自転車事故は,被害者になるだけでなく,加害者になる可能性についても,十分理解した上で,自転車に乗るよう自覚が促される時代になりました。これからは,保護者の監督責任も厳しく問われます。
京都市のビデオが,とてもわかりやすく編集されています。
走行のルールを守れない自転車が増えてきました。すれ違うときに大人でも乱暴な運転に恐怖感を感じることが多々あります。
乗る側の意識が変わるだけでも,だいぶ事故は減るはず。
もちろん,子供だけじゃなくて,大人も,想像力を使って,自転車にのるようにしないと,子供が真似しますよね。
事故を起こしてからでは遅すぎます。
自分自身も,子供たちも,被害者にも加害者にもならないよう,安全運転を心掛けたいものです。
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