「CANON GRAND PRESENTATION 2014」で,「EOS 7D Mark II」,ファーストインプレッション
本日まで,品川で開催されている「CANON GRAND PRESENTATION 2014」に,昨日行って,11月上旬に発売予定の「Canon EOS 7D Mark II」を触ってきました。
EOS 7D Mark IIは,キヤノンのデジタル一眼レフカメラEOSシリーズで,APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載するモデルのフラッグシップモデルです。
感想をまとめるとこの一言に尽きます。
「すごい…」
まだ,画質の評価はできない状態ですが,会場に置いてあったのは,製品版とのこと。たぶん,近々,モノフェローズのみなさんから,サンプル写真(圧縮あり)が上がるはず。
セミナーとかもやっていたのですが,とにかく,EOS 7D Mark IIの本領を体験してみたくて,3ON3のコーナーへ。
いや,コーナーというには,大きすぎるし,バスケットコート,作っちゃったんですね。
意気込みが,まず,「すごい…」。
7D Mark2のボディに付いていたのは,バッテリーグリップと,
このレンズ。
3ON3のコートを撮るには,やや望遠気味(画角は約1.6倍)ですが,これ,フルサイズだったら,ちょうど良い感じなのかなぁ…と思いつつ,ファインダーを覗くと,明るくて,見やすい視野率100%,倍率1倍の光学ファインダー。
ちょっと1枚…と思ったら,3枚くらい,タタタッと撮れてしまいました。
シャッターボタン,軽い。
音も静か。
ここで,軽く衝撃。
「すごい…」
AFも早くて,しかも粘りますね。
ボールをキープしている一人のプレーヤーさんをファインダーを覗きながら追いかけてると,当然,他のプレーヤーさんが,クロスして,その狙っている被写体のプレーヤーさんを遮るわけですが,これが,迷うことなくそのプレーヤーさんに合焦し続けるんですよ。
これ,デフォルトの設定ですって。
「さらに粘る」設定もあるとのこと。
「すごい…」
中央測距点のみのフォーカスモードでしたが,10コマ/秒で,ボールをキープしてからゴールするまで,プレーヤーが入り乱れるコートで,一枚もフォーカスを外すことなく,すべてを写真におさめることができるって,どんだけすごい性能なんでしょう?
これ,スポーツ写真家のポジション,かなり脅かされるのではないでしょうか?
いや,マヂで。
このセットで,7D Mark2,欲しいです。
かなり重いので,それなりの覚悟は必要なのと,心の片隅に「この重さで,フルサイズだったらなぁ…」と小さく聞こてくる声もありますが,「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」です。JPEGなら,ラージ・ファインで,130枚撮り続けられるそうです。ちなみにシャッタースピードは,1/8000~30秒まで。ここで使ったEOS 7D Mark2は,1/640秒に設定されていました。
APS-Cサイズのセンサーを搭載したデジタル一眼レフで,ここまでのスペック,操作感を実現したカメラって,なかったですよね。
記録画素数は,たぶん,何かの都合で,低めの解像度で撮る設定になっていました(最高は,1DXを越える5472×3648(JPEG L/RAW))が,このカメラで撮ると,撮り過ぎちゃって,あとで,画像セレクト大変そうです(笑)。でも,アマチュア,ハイアマチュアのユーザーさんなら,きっとそのなかに,「奇跡の1枚」があるはず。
シーズンに間に合うかどうかわかりませんが,運動会のニーズにも確実に応えてくれそうです。
静音低速モードもあるのですが,高速モードで十分静かです。スポーツ観戦なら,ほとんどまわりのお客さんの邪魔になることはありませんね。ああ,これで,テニスの試合を撮ってみたい。
ボールが,ラケットにくいつく瞬間,間違いなく,EOS 7D Mark2で撮れますね。
チアリーディングのお姉さんたちのショータイムもあったのですが(すごいサービスですよね),彼女たちは撮られることを意識してパフォーマンスしてくれるので,まぁ,目線をもらえること,もらえること…。
つい,動画のように,写真を撮ってしまいそうになります。
興奮しっぱなしで,コートサイドから,また,製品について質問しながら7D Mk2を触ることができるコーナーに移動。
大きさは,7D Mark2が,約148.6(幅)×112.4(高さ)×78.2(奥行)mmで,7Dが,148.2(幅)×110.7(高さ)×73.5(奥行)mm。高さと奥行きが2〜5mmくらい大きくなっています。重さは820gで変わらず。
WiFiもボディ内につけて欲しかったなぁとは思いますが,ソフトウェア的にバージョンアップされた旧7Dでも,メカニカルにバージョンアップした7DMark2には,叶わないですね。フルサイズの1DXすら,スペック的には越えているところがあるのも,「すごい…」
メモリーカードは,CFカード(タイプI準拠、UDMAモード7対応)とSD,SDHC,SDXCメモリーカード(UHS-I対応)に対応。ダブルスロットです。
再生時のボタンは,左側にまとめられています。2画面比較再生機能を搭載。
拡大開始倍率/拡大開始位置の設定が可能で,拡大したまま,コマ送りも可能。
操作性も,だいぶブラッシュアップされているようです。
縦横比3:2のワイド3.0型・約104万ドットの高解像度液晶モニター。屋外でも光の反射が少ないクリアビュー液晶IIを採用。
全11ヵ所の操作ボタンをカスタマイズ可能。
RAWで撮影した画像データをJPEGに変換して保存できる,カメラ内RAW現像も搭載。
グリップは,質感の良い外装です。深さはもう少しあった方が好み。
トップ,リア,フロントカバーに,強度と軽量性を兼備したマグネシウム合金を採用。
電子コンパスが搭載されているので,地磁気センサーも入っているんですね。
今回のEOS 7D Mark2は,AFが,とにかくすごい。
オールクロス65点AFセンサー,7つの測距エリア選択モードを搭載。被写体にも追尾し続けるEOS iTR AFは,かなりのインパクトです。
10コマ/秒のミラーアップ,ミラーダウンには,かなりの試行錯誤や新開発の部品,金属ボールベアリングの採用など,キヤノンの技術と開発力を総動員した感じです。
「CANON GRAND PRESENTATION 2014」は,東京会場(キヤノンSタワー3階キヤノンホールS,東京都港区港南2-16-6)は,本日と9月27日と28日も開催。
大阪会場(グランフロント大阪のナレッジシアター,大阪府北区大深町3-1)では,10月5日、10月6日、10月7日に開催。
一眼カメラに興味がある人は,触ってくるといいですよ。
会場では「PowerShot G7X 」もタッチアンドトライコーナーがあったのですが,
なぜか,発売前のPowerShot G7Xがたくさん置いてある,超別会場にも潜入してしまいましたが,これも,また,イベントに参加できたモノフェローズさんのレポートをどうぞ。
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