スマホと連動する“スマートハブラシ” 「G･U･M PLAY」について，直接，サンスターに質問してみた。

P＆Gの電動歯ブラシ「ブラウン オーラルB」プラチナシリーズが，スマートフォンとBluetooth接続して，アプリで歯ブラシの状態や，歯磨きの仕方などをアシストできるのが，面白いなと思って，自分でも試してみようと，

Oral-B App
カテゴリ: ヘルスケア／フィットネス, メディカル

アプリをダウンロードしたら，このアプリ，単体でも，つまり，オーラルBの歯ブラシを持っていなくても，ある程度使えてしまうことがわかって，自社製品の囲い込みを無理にしないアプリのポリシーに，ちょっとすごいなと思っていたのですが，なんと，日本のサンスターからも，スマートフォンとBluetoothで連携ができる歯ブラシアシストシステム「G･U･M(ガム) PLAY(プレイ)」が発表されたので，プレスリリースでは，伝わってこないところを，直接，サンスター株式会社のお客様相談室に問い合わせをしてみました。

“スマートハブラシ” 「G･U･M PLAY」

「G･U･M PLAY」の小型アタッチメントには，加速度センサーとBluetooth無線機能が搭載されていて，歯みがき動作をリアルタイムにスマートフォンに伝送し，歯みがき中の動きや経過時間などを記録，それをアプリでわかりやすく表示するというだけでなく，歯みがきを音楽でガイドする「MOUTH BAND」や，歯みがき中に気になるニュースを読み上げてくれる「MOUTH NEWS」，歯磨きに知育をプラスした「MOUTH MONSTER」アプリなどエンターテイメント性のあるアプリが使えるので，身につくまでにちょっと時間がかかる「歯磨き習慣」を「磨かなくちゃ」から「磨きたい」に変えていくアシストをしてくれるシステムとして，注目しています。

さらに，オーラルBのプラチナシリーズと違うのは，電動ではなく，手用の歯ブラシでこのシステムが使えること。
価格的にも，一体型の電動歯ブラシタイプと比較して，たぶんかなり安価に抑えることができるのではないかと期待しています。

プレスリリースを読んで，オフィシャルページのメールフォームから，質問を送ったのですが，翌日，直接，電話がかかってきました。いや，メールでよかったんだけど，で，診察中なんですけど（笑），しかも歯医者さんのお休みが多い，木曜日…。ま，勢いがありますよね。すぐに対応してくれるのは，気持ちの良いものです。

以下に，一問一答を。

Q「防水ですか？」
A「生活防水仕様です」

Q「お風呂の中で使えますか？」
A「お風呂の中に沈めるような使い方でなければ使えます。また，その場合スマートフォンが防水仕様になっていることが望ましいと思われます。」「必ずしも，歯ブラシのすぐ近くにスマートフォンがなければいけないということはありません。」

Q「スマートフォンは，iPhoneだけですか？」
A「スマートフォンだけでなく，タブレットにも対応しています。OSは，Android，iOSに対応しています。」

Q「GUM以外の他の歯ブラシは，このアタッチメントに装着できますか？」
A「基本的には，GUMの歯ブラシの2種類の形状に対応していますが，他の歯ブラシもこのアタッチメントに入るものは，使えます。」
「ただし，他社の歯ブラシをGUM PLAYに装着した場合，すきまができるため，内部にゴミがたまり易くなるなどの影響がでる可能性があります。」

Q「歯ブラシは，どうやって固定するのでしょうか？」
A「アタッチメントと歯ブラシの接続部は，シリコンゴムのようなもので歯ブラシのハンドルを固定するような仕組みになっています。」

Q「GUM PLAYの発売は，いつ頃を予定していますか？」
A「来年です。」
Q「来年のいつ頃でしょうか？」
A「来年の後半くらいには…」

Q「発売を期待して待っていますので，発売時には，またお知らせして頂けますか？」
A「ありがとうございます。頑張って開発を進めます。また発売時にはお知らせいたします。」

ということでした。

他のメーカーの歯ブラシでも入れば使えるっていうのは，太っ腹ですね。
オーラルBのアプリの大らかさにもびっくりしましたが，サンスターも，さすがです。
アプリの「MOUTH MONSTER」は，まさに，歯磨きで，口の中のばい菌をやっつけるという知育なストーリー展開。子供が喜んで，歯を磨いてくれるようになると，うれしいですもんね。

患者さんの口腔内を継続して見てきて，歯みがき指導がうまくいって，患者さんが，今まで磨けなかったところが磨けるようになったときの笑顔が嬉しくて，歯みがき関連情報には，つい，気持ちが入ってしまいます。

歯磨きタイムを，より楽しいものにするための，スマートフォン連動アプリ。来年は，さらにいろいろな会社からも，出てきそうな予感がします。 「G･U･M PLAY」が発売されたら，自腹で早速使って，レポートしてみたいと思っています。

- 「まわりぶろぐ」トップページに戻る -