『ベイマックス』を,4DXで体験してきた!
4DXは,名古屋の方にできたときに,パシフィックリムと込みで行ってみたくてしかたなかったのですが,なんだかんだで行けず,その後,平和島にできたのは知っていたのですが,それでも遠くて(笑),で,やっと都心にできたので,それも最新映画のベイマックスが対応していると聞いて,居ても立ってもいられず,年末の仕事納めの後,行ってきました。
あ,ベイマックスって,日本の予告編とかCMだと,ほのぼのした印象なのですが,それが,動くシートの4DXとマッチするのか,ちょっと気にはなったのですが,結果的に,正しい選択だったと思ってます。
ってのは,やはり,ネタバレになりますが,
この「ベイマックス」,かなりのアクション映画だったから。
4DXのシートは,上映作品中のシーンとリンクして前後上下左右に,激しく,またはゆったりと動くだけでなく,3D映像の上に,風,水(ミスト),香り,煙り,光,シャボン玉などの演出もあるので,映画を,よりたっぷり実感できる仕組み。
ま,その分,ちょっと料金は,高いんですけれどね。4DX専用の短編作品でなくても,4DX化できるというのも,ミソ。
で,体験してみた感想は,
「あ,これ,ユニバーサルスタジオの「スパイダーマン」とか,「シュレック 4-D アドベンチャー」で,体験してたな」ってこと。ただし,シートは,シートベルト着用ではないので,そこまで激しくは動きません。
どちらかというと,空を飛ぶシーンとか,画面がパンするときに,ゆったりとしたシートの動きが,とても心地よく感じられました。
ただ,「ベイマックス」も,4DX専用で作られたわけではないので,いや,料金を払ってもらった以上,効果はガンガン体感してもらわないと…というサービス精神からなのか,映像が一人称的な見え方をしているわけでもないのに,「飛んでくる弾が身体をかすめる」風の出し方とか,ちょっと違和感もあります。
最近,ディズニーとコラボを始めたなと思ったら,原作は,マーベルコミックスの「ビッグヒーロー6」。日本人と日本が舞台のコミックです。あ,2009年に,ディズニーは,マーベルを買収してたんですね。
ケアロボットのベイマックスが,戦闘機能をもつにいたる経緯とか,ちょっとお兄さんのタダシが,可哀想すぎる感もありますが,それ以外は,痛快な日本リスペクトのSFアニメです。
ただ,日本リスペクトのアニメ(これは,制作者もそう言ってるけど),ディズニーの技術力とマーケティング,ストーリーテリング能力で,こういうのをどんどん出されちゃうと,うっかり軒先を貸して母屋を乗っ取られちゃうようなことにもなりかねないと思わされる,「ベイマックスさいこー!」と手放しでは喜べないちょっとした危機感も。
4DXの上映だったということもあって,かなり情報量多めな映画体験になりました。
「すっごく面白かった」というのが,いつわざる気持ち。
ただ,パンフレット買うほどじゃないかな。
パンフレット買うくらいなら,
こっち買いたい。
78点
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