山田久美夫作品展「Flowers - Colors of Light -」 ギャラリートーク
ソニービルに,ギャラリーができたのは知っていたのですが,なかなか行く機会がなく,初めて入ってみました。思った以上に広々としたスペースで,もちろん,わりとできたばかりなので,白い壁が眩しいくらいで,綺麗なギャラリーです。
プリントではなく4Kテレビでの作品展示。現像作業はモニタでやるので,最終的なイメージはモニタの印象。
透過光で見せるのは,撮影時にEVFで見たイメージと合わせるためというのもあるようです。
美しい花のイメージ。これ,でも,マクロレンズとか,望遠レンズは使ってないのだそうです。しかも手持ちでの撮影。すごいなぁ…。
浅い被写界深度,パステルカラーの背景。花の幻想的で美しいところを,山田久美夫さんの解釈で記録,再現。
モニターの前で,思わず,見入ってしまいました。
RAWで撮影しているそうです。
ギャラリートークは,同じく写真家の鈴木知子さんの進行で進められました。
「プリントは理解,
モニターは感じるもの」
言葉で表現できないものを写真に。
「紫陽花だから撮る」、「タンポポを撮った」のではなくて、綺麗だから。
その日の気分で、見え方も変わる。
自分が見えた以上のものは写らなくていい。
心地良いところにピントをあわせればいい。
それで共感してくれる人がいれば,嬉しい。
山田さんのこんな言葉に,とても勇気づけられました。
いや,もちろん,基本的な技術とその積み重ねがあっての言葉であることは理解しています。
2月7日土曜日17時~17時45分にも,ギャラリートークが開催されるようです。
今度は,「機材バリバリな話をしてみようか」とのこと。
マイクとスピーカーの位置が悪かったのか,せっかくのお二人の声が聞こえにくかったのが,ちょっと残念でしたが,それ以外は,来てよかったなぁと思う,作品とお話でした。
この作品たちを撮ったのは,ソニーのカメラだけじゃないようですよ。
気になる方は,作品と合わせて,ぜひ。
作品展は,- 2月19日 (木)(2月16日は休館)まで。
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